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ゆとりのある街、中目黒|街歩きnote


2024年9月22日(日)  くもり・雨

天気が悪い日は大体家でのんびりすることが多いのだが、天気が悪い日こそ街歩きをしてみる。

せっかくnoteを始めたので、街歩きの記録をnoteに記していこう。
街歩きの記録、記念すべき1本目は中目黒だ。

最終的に3,000字越えの内容になってしまったが、気になるところをかいつまんで読んでくれると嬉しい。

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街歩きマップ:中目黒

Goodnoteで書いた街歩きマップ

中目黒駅周辺で、今回立ち寄ったお店を書いてみた。時系列順に番号を振っているので、どのように歩いたか想像しながら見てみてほしい。

途中いろんなお店や場所に立ち寄ったのだが、特に記憶に残ったメインどころを7箇所記すことにする。


❶ neel

中目黒駅の西口から8分ほど歩いたところにあるカフェ。外壁の色が柔らかいペールブルーで、入り口のひさしが白くかわいらしい外観だったのが印象的だ。

昼過ぎに入ったが結構人が並んでいたが、10分ぐらいですぐ入ることができた。


ひさしの形がダンゴムシみたい(悪口ではない)


かなり空腹だったため、おすすめと書かれていたヒレカツサンドを頼むことにした。メニューにはクラフトビールの文字が書かれていたので、これはやむなしと思い、ビールも1本ずつ頼んだ


やむなしビール🍻


昼からクラフトビールとヒレカツサンドの組み合わせ、街歩き最高のスタートを切った。

断面がきれいなヒレカツサンド
冷製コーンポタージュとベイクドポテト添え




❷ COW BOOKS

neelを出て腹ごなしに目黒川沿いを歩いているときに見つけたお店。気になったので入ってみた。

店の中にはいると、頭上には電光掲示板が一周ぐるりと囲っているのが特徴的だった。中央には大きいテーブルと椅子が置かれていた。

店内は少し暗かったが、テーブルには手元を照らすライトがあるため、気になった本を手に取って座って読むことができる。

店中央のテーブルに置かれていた「コーヒーノキ」という手記を夫がたいそう気に入ったようで、購入することに。

💥




❸ 東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパス

夫の仕事の関係でこちらに足を運んでみた。建物の中にはもちろん入れなかったのだが、階段を登ると緑とひらけたスペースがあり、上の方から風が抜ける気持ちの良い場所だった。

右にはコンサート用のホールがあるらしい


座れるスペースもあった


建具や外壁がテンポ良く配置されていると感じた。こういう場所で大学生活を過ごせるっていいな。

階段を登ったところからの視点




❹ オニバスコーヒー 中目黒駅前店

ここも夫の仕事関係で紹介された場所だ。中目黒駅から歩いて4-5分程度の場所にある、映画のワンシーンで出てきそうなおしゃれなカフェだった。

古い木造の建物
ロゴがかわいい


1階でコーヒーを受け取り、外の階段から2階へ上がって空いているテーブル席に座った。窓のすぐ横を電車が通っていくのが見れたり、公園に生えている木の緑が見える。心地よい空間だった。

窓にロゴ 窓から隣の公園の緑が見える


お土産に店員さんにおすすめされたコーヒー豆を100g買った。おでかけ先のカフェでコーヒー豆をお土産に買うのいいかもね、と夫と話した。

エチオピアの豆
ピーチとかライチの香りがするらしい



❺ 紅葉橋〜宝来橋

紅葉橋から宝来橋を歩いていると、美容院の窓際に大きなゴールデンレトリバーの看板犬が座っていた。

あまりの可愛さにニコニコして犬を眺めてたら、店のお客さんと店員さんもこちらをみてニコニコしていた。

犬の写真は撮り忘れた…🐶



❻ トラベラーズファクトリー

トラベラーズノートという商品を中心とした、どこか懐かしく、大人心をくすぐるような文具を取り揃えているショップだ。

店員さんに呼ばれるまで外で待機


ここでは何も買う予定はなかったのだが、どうしてもこれは!というものがあり、夫も納得の上で購入するに至った。何も後悔はない。

よりみちノート
街歩きの記録を夫とふたりで書き込むことにした



❼ sifflet

トラベラーズファクトリーのすぐ近くにあるビストロのお店に入ることにした。

秋刀魚や無花果などを使ったメニューが多くあるのをみて、秋が近づいているな〜と嬉しい気持ちになった。せっかくなので、秋の食材が使われた料理を頼むことにした。


茄子・無花果・新生姜のバルサミコソースマリネ
秋刀魚のコンフィ/すだち・ピンクペッパー
しらすと枝豆の濃厚スクランブルエッグ
鱧と茄子のフリット/ガラムマサラ
オレンジワインにばちばちに合っていた


ふらりと入ったお店だったが、料理を一品ずつ出してくれたり、料理ごとにお皿を変えてくれたり、とにかく丁寧な対応をしてくださるところだった。

料理も美味しいし、料理に合わせて頼んだワインもすごく美味しかった。

奥の席に座っていた奥方3人がワイングラスを片手に楽しそうにおしゃべりをしていた。気兼ねなく笑ってお酒が飲めて、ごはんが美味しいお店はいい店だ。



………………………

街歩きの感想

中目黒を歩いてみて、この街にはどこかゆとりがあるように感じた。ゆとりを感じる理由は、以下の3つが挙げられる。

① 休憩できる場所がいくつも点在している
② 道幅が広く歩きやすい
③ 好きなものとコーヒーを楽しめる複業体店舗が多い

① 休憩できる場所がいくつも点在している

街中で座れるところって意外と少ない。座りたいな〜思っても建物の中に入らないといけないことが多い。

ところが、中目黒には公園や広場、道路の脇などの至る所に座る場所がある。椅子やベンチが置かれているのはもちろんだが、広い階段や横長の花壇など、椅子じゃないけど人が座っていいものがいろんなところに配置されているのだ。

座って会話を楽しんでいる人たちもいれば、座って風に揺れる木をぼーっとみている人もいる。開けた場所に座れる場所があると、外で過ごす時間がゆっくり流れるように感じられる。


② 道幅が広く歩きやすい

中目黒は、大きい道路沿いは歩車と自転車の通路が分かれているし、小径に入っても車が頻繁に通るわけではないので、誰かと横並びで歩いても安心して目的地に向かうことができる。

向かいから歩いてくる人や、後ろから走ってくる自転車を気にして歩くのは、意外とストレスに感じやすい。

ゆったり街を楽しむために、道が広いことは大事なことだと思う。


③ 好きなものとコーヒーを楽しめる複業体店舗が多い

先ほど紹介した❷や❻のお店がそうだったのだが、メインである本屋業や文具店業をしながらコーヒーも飲めるという、〇〇×カフェの複合体系になっていた。こういうお店が街の至る所にあるのだ。

服屋 × コーヒー

本を読みながら、文具を眺めながら、服を選びながら…

好きなものを楽しみながらコーヒーが飲めるというところが、街にゆとりを感じさせる一つの要因になっているのかもしれないと思った。



まとめ


長々と書いてしまったが、中目黒は本当に街歩きにもってこいの街である。

一つ一つのお店のテーマや取り扱うものは異なっているのに、なぜか街全体に統一感がありおもしろい

どこかしこにふらりと入りたくなるお店が並んでいて、楽しんで街を歩くことができるのだ。



この中目黒街歩き記録が、みなさんの街歩きの参考になれば嬉しいなと思う。


次回はどこに行こうかな〜



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