#1 「で、いくらで作ったの?」
<はじめに>
自主映画のプロデューサーをしてみた結果、表立ってではない場所で最も訊かれた質問がこの記事のタイトルでした。いや、もっと丁寧な聞き方をして下さった方もたくさんいたのだけれど、つまるところ端的に、極めて雑に表現するならば
「で、いくらで作ったの?」
です。(笑)
その度に、特に濁す事なく「大体〇〇円ぐらいですね」と答えてきたのですが、準備期間から丸2年が立ち、およそ1年に渡る映画祭の巡業を経てきたこのタイミングで、せっかくなのでこの春3月1日から、自主映画制作にまつわるアレコレをnoteのマガジンに残していく事にしました。
(※ささやかでも私の中の秘密を明かすような心持ちで記しておりますので、有料記事として執筆してゆきます。最終的に何話になるのかは分かりませんが、ご興味のある方のみどうぞ!)
右も左も、なんなら前も後ろも分からない世界に飛び込んだ私の試行錯誤はもちろん、自主映画の世界を分からない&知らないからこそ恐れる事なく飛び出していくサマの記録です。「これから自主映画の世界に飛び込もうとしている方」や「これから自主映画を制作する方」、「既に自主映画を制作しているけれど、なんとなく上手くいかない方」にお読み頂けたら、もしかするとお役に立てる事があるかもしれません。(ただ、いわゆる正攻法ではないような気がしています。)
大先輩、大ベテランの皆様におかれましては、にこやかに和やかに私の新人っぷりを見守って頂けますと幸いです。 なお、各記事の売上は、一定額が貯まった時点で映画制作費として使用します。現場で得たものは現場に還元!の精神です。
という訳で、「とびだせ!新人映画プロデューサー!」の、はじまりはじまり。
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