読書|『夢の守り人』上橋菜穂子
2023年、44冊目⠉̮⃝
「守り人」シリーズ 3作目。
今回はかなりファンタジー色強めでした。いや、そもそもがファンタジーなんですけどね。前作との差に途中まで読みにくかったけど、そんなことすっかり忘れていつのまにか夢中になって読んでました。
大呪術師トロガイの過去やバルサとタンダの深い絆、チャグムの成長など読みどころたっぷり。バルサとチャグムの再会は胸アツでした!
絶望し夢の中に留まっていたい。そう思う気持ちはわからなくない。人の強さと弱さが描かれた作品。
シリーズとはいえ作品ごとにテーマも違うし、メインとなる人物も違って単発でも読めるようにしてあるという作者の発言に納得です。