読書｜『闇の守り人』上橋菜穂子

2023年、43冊目⠉̮⃝

すごくよかった！！！前作を遥かに超える素晴らしい作品でシリーズ2作目にして最高傑作なんじゃないと思うくらいでした。

バルサが故郷に戻り過去の因縁に向き合う物語でひとつの陰謀が波紋のように広がり人々をその渦に巻き込み狂わせていきます。
1冊目でバルサがどういう人物かを描き、チャグムを守ることで心の澱が少し落ちての過去との対峙とは、うますぎです。〈槍舞い〉のシーンがすごくよかった。

読み終わっても余韻すごいです。余韻に浸っていたい気もしますが、続きが気になるので次作いきます。