黒だねかぼちゃのジャム(Doce de chila)を作り始めました(1)
ポルトガルのお菓子に良く使われるDoce de chila(黒だねかぼちゃのジャム)の作り方を、義母に初めて教わりました。南瓜の味はほとんどなく、そうめんかぼちゃのような独特の食感があるジャムで、そのままパンに乗せたりパイやケーキの中身として使われます。実はあんまり好きじゃないけれど、甘党の夫が未来永劫楽しめるよう、義母が元気なうちにレシピの備忘録を…。
黒だねかぼちゃは、金属に触れると酸化が進んでしまうらしく、可能な限り包丁などは使わないようにします。かぼちゃは新鮮なものではなく、腐らない程度に熟れたものが良いそうです。ちなみに、このかぼちゃは4ヶ月前に収穫したものです。撮り損なってしまいましたが、まず、おもむろにかぼちゃをコンクリートの床に叩きつけて割ります。結構皮が硬いので、ボコッと音がするぐらい力を入れました。(ストレス発散にもなりそう)
何度か叩きつけてある程度割れたら、上の写真の様に、手で種とワタの硬くなった部分(黄色く変色してまるで魚の骨のようになってます)を取り除きます。繊維が強くて、手で引きはがせないところはキッチンばさみを使いました。
何度か水ですすいで、ゴミや種の残りを流します。
大鍋にかぼちゃと水を入れます。
28Lの鍋から溢れていますが、煮ているうちに蓋も下がってきました。
煮上がると、実の部分の繊維質がほぐれて、まさに素麺のよう…。透明感もあります。(大体1時間半ぐらいは煮てたかと思います。)
実を皮から引き剥がしますが、金属製のスプーンや包丁ではなく、木製のスプーンなどを使います。(鍋は金属製なんだけど…?と疑問が残りますが、あまり深くつっこまない事にしました)
手でワシワシと繊維をほぐしていきます。これを丁寧にやらないと、出来上がったジャムをスプーンですくうのがとても困難になってしまうので、ちゃんと頑張ります。
何度かすすぎ、一晩水につけておきます。(かぼちゃは現在風呂場で入浴中)今日はここまで!は〜、疲れた。