Pouco a pouco

ポルトガル在住。時間の流れの違うこの国の、ホッコリと楽しいところをメモしておこうと思います。

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最近の記事

ポルトガルで一番身近な野鳥

日本で良く見かける野鳥…というと、スズメやカラスでしょうか? ポルトガルでは、本当にどこにでも…と言うほど、カモメを多く見かけます。カモメはポルトガル語ではGaivota(ガイボッタ)です。(音が可愛いですね) 種類はよく分からないのですが、多分セグロカモメが近いかも知れません。 雄の真っ白な羽毛と翼のグレーの羽のコントラストが素敵なのですが、瞼が赤くって顔は何だか凶暴なイメージ…。(メスは地味に白と茶の斑模様です。)子供が小学生の頃、学校の校庭で排泄物をかけられて泣い

    • "Too Good To Go" 初体験

      2016年にデンマークで誕生した、食品ロスを減らすマッチングアプリ"Too Good To Go"を使って、初めて(息子が)注文してみました。 ニュースでなんとなくは知っていましたが、このところヨーロッパで人気のこのサービス。自分で使ってみようとは思いませんでしたが、新しいもの好きの若者は、さすが行動が早いですね。息子がアプリをインストールし、Too Good To Goと契約している近所のカフェに予約を入れて買って来ました。 アプリを開くと、近くの契約しているレストラン

      • 砂肝の煮込み(Moelas)の覚え書き

        パウラさんのMoelasが美味しかったので、急いでレシピの覚え書きです。 ポルトガル北部では、この煮込みを「Moelas」(砂肝)と呼ぶのですが、多分リスボンなど南の地域では「Pipis」(鶏モツ)と呼ばれ、砂肝以外の他の部位も使われるみたいです。 鶏の砂肝をトマトで煮込んだ単純な料理なのに、なぜか今までうまく作れませんでした。この料理が上手な友達のパウラさんに我が家で作ってもらい、それをメモしておいたレシピで、初めて成功しました。が、肝心のメモを紛失してしまい、忘れる前

        • 黒だねかぼちゃのジャム(Doce de chila)を作り始めました(2)

          前回の記事に引き続き、一晩水につけた黒だねかぼちゃをジャムに仕上げました。今回は義母がいないので、事前に聞いておいたプロセスを実行です! ザルにあけたかぼちゃの重量を測り、同量の砂糖と一緒に鍋に投入。今回は、かぼちゃ2kg+砂糖2kgでした。前回と比べると、大分かさも減って尋常な量になって見えます。本当はグラニュー糖を使うのですが、夫の好みで三温糖へ変更。ある程度煮てから、必要に応じて少し水を足します。 と……この辺りから夫の暴走が始まり、シナモンやら粒コショウ、クローブ

          黒だねかぼちゃのジャム(Doce de chila)を作り始めました(1)

          ポルトガルのお菓子に良く使われるDoce de chila(黒だねかぼちゃのジャム)の作り方を、義母に初めて教わりました。南瓜の味はほとんどなく、そうめんかぼちゃのような独特の食感があるジャムで、そのままパンに乗せたりパイやケーキの中身として使われます。実はあんまり好きじゃないけれど、甘党の夫が未来永劫楽しめるよう、義母が元気なうちにレシピの備忘録を…。 黒だねかぼちゃは、金属に触れると酸化が進んでしまうらしく、可能な限り包丁などは使わないようにします。かぼちゃは新鮮なもの

          黒だねかぼちゃのジャム(Doce de chila)を作り始めました(1)