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【神社/先祖の足跡巡り】知立神社(愛知県知立市)
はじめに
前回の記事では、先祖・重辰の弟(衛門三郎重福)が祀官のひとりとなったと伝わっている猿投神社(愛知県豊田市)に触れた。
そろそろ先祖の歴史等に触れたいが、著作権関係の転載許可申請など時間が未だもう少し要る。
そのため、今回も先祖とかかわる場所に訪れた記事になる。
知立神社
前置き
歴史に精通されている方には説明不要の古廟。
結城秀康公の母君・於万の方様と所縁ある神社だ。
私達の一族とのかかわりは、重辰の嫡男・重焉(後、平井馬之亟と改め 子は甚太夫かーー)※が結城秀康公に従い、越前(現・福井県)に移り住んでいる。
※女児や戦で殉死した子もいるような気がするが、残念ながら記録には遺っていない
私達、直系先祖の兄が従った君主の母君の神社に参拝したというわけだ。
場所
知立神社の位置を以下のとおりにお示しする。
![](https://assets.st-note.com/img/1728188638-pk6BMjrqfh8vPZaJcK5T0VDO.png?width=1200)
水色:今回の訪問地、緑色:東海道、その他
名古屋鉄道本線・知立駅より徒歩10分程度
画像出典元:Googleマップ
参拝へ
この日も季節外れの暑さ。
しかし、空は随分と高くなってきたことを実感した。
![](https://assets.st-note.com/img/1728187604-CRicEoIeGAK9UpDhfnvONrS8.jpg?width=1200)
左右(向かって左に”神社での禁止事項”、右に”ご由緒”板)有
国道1号線にほど近いが緑に囲まれているためか、それを一切感じない。
![](https://assets.st-note.com/img/1728189067-xibzgNk7FPQYq29wUEa6LhGV.jpg?width=1200)
クローズアップする。
![](https://assets.st-note.com/img/1728189095-OjS9GaXT2UghrZi0En6ke7wb.jpg?width=1200)
むしろ、それが良い
鳥居の前で深く礼。
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青い空に映える
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大変に助かる
先ずは手を清める。
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有難い
少々、来た道を戻り「多宝塔」を見上げる。
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現存する多宝塔は、大正9(1920)年に復元されたもの
※御由緒をネコチャーンまとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1728190316-fg7cCveuDXPzkBU26WVKyAEi.jpg?width=1200)
さて、本殿に向かう。
多宝塔の近くに「神池」がある。
![](https://assets.st-note.com/img/1728190431-7x8r3Bd1AJFtYOM2mUNoXTvk.jpg?width=1200)
奥は本殿だ
欄干に「”享保17(1732)年”と刻まれている(案内板より)」とのこと
石橋の製作年数かーー
神池を覗く。
![](https://assets.st-note.com/img/1728190670-y74JbU8vsw3F2zGakZYlpeoE.jpg?width=1200)
※「餌はあげないで」とのこと
本殿に向かう。
![](https://assets.st-note.com/img/1728190757-Q5njq8WkogFR2awE1DtGduJV.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1728190784-42Qu1KatfgnFzC8xSrwYW0I7.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1728190801-H9U7xN4jqYSyca85dtDozWnR.jpg?width=1200)
神聖な空間で心身ともに癒される
ちなみに、屋根は銅板(確か)と檜や杉といった木の皮を使用しているらしい。
![](https://assets.st-note.com/img/1728190960-T8zLIf53v6iRnmGghxaOQkNF.jpg?width=1200)
葺き替えの奉賛を呼び掛けているようだ。
※注 奉賛を呼びかけるものではありません。賛同した場合のみのリアクションでよろしいかと
合祀のお社
合祀されたお社があった。
それぞれ参拝してきたため、ひとつずつ見ていく。
秋葉社
![](https://assets.st-note.com/img/1728191305-OlFuMW4xbDv7hP3pgcnXj9S2.jpg?width=1200)
神馬、於万の方様の銅像
![](https://assets.st-note.com/img/1728191386-9sQAn6vMTK7XYyVDfa0qHgjc.jpg?width=1200)
奥に見えるお社が秋葉社
小山天神社
![](https://assets.st-note.com/img/1728191503-o6irpDEHnKag4PSyRftFe1T8.jpg?width=1200)
合祀殿
![](https://assets.st-note.com/img/1728191557-fRkrHCEmPW1wZocgDtK5eIiu.jpg?width=1200)
親母神社
![](https://assets.st-note.com/img/1728191595-oBRfWT1D5yPZQHeLdqGrJ97I.jpg?width=1200)
千人燈
![](https://assets.st-note.com/img/1728191735-FyGi2rxozLfcqXeswvn8UV7D.jpg?width=1200)
知立神社はカキツバタの景勝地としてもよく知られている。
知立公園に移動すると、カキツバタと共に別のお社も。
知立公園
池の周囲にカキツバタ。
初夏には公園内が杜若色に染まるのだろう。
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土御前社
![](https://assets.st-note.com/img/1728192156-JcXABfNi25RYaLZHUpWCFbQV.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1728192169-W76i31YkZovpDFwA40axlQLr.jpg?width=1200)
お社の前に手水鉢。
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知立神社に戻る際中に見つけた、神社の旧社号。
![](https://assets.st-note.com/img/1728192273-s7MuqPpI0Xnm9wJievhrocOt.jpg?width=1200)
鳥居に再度礼をし、神社を後にする。
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池鯉鮒の名物
今回は少々行きたいお店があったため、寄り道をした。
池鯉鮒の菓子といえば「あんまき」だ。
私の父が若かりし頃、知立市に在る会社で働いていたことがある。それに起因するのか、知立市に住む(父)友人宅に寄った際のお土産だったのか、よく食べさせてもらったものだ。
ただ、祖父の一声(下命)でその企業を退職し、岡崎に戻ることになったわけだ。可能性に過ぎないが、そのまま知立にいれば夭逝することもなかったかもしれない。
さて話は戻り、今回はその際に食べたあんまき「藤田屋」さんではなく、ひとつひとつ皮をヘラで伸ばして焼き上げる「小松屋本家」さんだ。
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店舗横にあった東海道を連想させる燈篭
近くに昔懐かしいポスト。
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この日は、あんこ、しろあんを各2個購入(@200円)
![](https://assets.st-note.com/img/1728192917-4UPpRME5Ln1e6SIVuiGOj9Dw.jpg?width=1200)
小松屋本家さんには小松屋さんの良さがある
総評:どちらも美味しい
また知立神社に参拝した際に購入しよう
まとめ
前回の猿投神社の時もそうだが、父も(おそらく)知立神社の近くで若かりし頃は働いていた。
私は仕事の都合で刈谷市に在る、旧職場の母体企業に頻繁に出張していた。
その際の帰り道で必ず知立神社の前を通過していた。
帰社/直帰が(ほぼ)夜間のため、通過せざるをえなかったが。
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猿投神社も知立神社も大変に大きな神社だ。
しかし、何か所縁のある場所には知らず知らずのうちに呼ばれるのかもしれない。
そのサインを見逃すことなく、少しの時間を作って訪れてみる。
今後は限りなく薄くても必ず存在する”縁”を大事にしたい。
最終改定: 令和 年 月 日( 回目)
※後に読み返した際に変更があれば、改定日を修正いたします
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【参考文献/サイト】
知立市HP https://www.city.chiryu.aichi.jp/index.html
知立市観光協会 https://www.chiryu-kanko.com/
知立神社HP https://chiryu-jinja.com/
東海の名社 知立神社参拝のしおり(リーフレット)
東海の名社 知立神社(リーフレット)
お万の方(長勝院)について 東海の名社 知立神社(リーフレット)
東海の名社 知立神社 令和のご造営 ご奉賛のお願い(リーフレット)
【画像出典元】
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