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『新編 岡崎市史』と『姫小川古墳』と「今後の進め方」と


新編 岡崎市史

今まで月に1~2回の頻度で岡崎市中央図書館(通称:リブラ)に『新編 岡崎市史』をPC持参で閲覧しに行っていた。
「禁帯出」。図書館の外に持ち出し不可の文献を多く参照したかったためだ。

しかし、仕事の合間を縫うように出かけるのも長く続くと若干のストレスになり……ということで、購入してきた、全20巻。

結構な重量です(震

1か月ほど悩み抜き、購入当時にネットで「県内西尾市にある古書店さんが取り扱っている」と見つけ、直接赴き購入。送料が……とお察しいただきたい。

本自体もそれなりにいいお値段はする。
しかし新品を購入と思えば、かなり良心的なお値段。

中古でも、保存状態は良かったです

そこで見つけてきた別の本、2冊。

これは完全に惹かれ購入してきました。

『岡崎百話』は岡崎の歴史を当時調べていた個人のコラム、研究成果を記した本というべきか。
大変に興味深かったこともあり、購入した。平成4(1992)年発刊だそうだ。

随分と先の話にはなるが、これら集めた書籍や地図(レプリカ)は個人情報を含む資料を除き、今後リノベーションして自身の事務所として使用する旧)平屋建て賃貸物件に集約しようと思う。

この物件も元は私の祖父が経営していた工場の……今でいう社員寮という建物だ。耐震補強をし、できれば建物自体も可能な限り残したいものだ。
色々と個人の考えを仰る方もいるのは事実だが、安全に配慮した上で、「その時の人たちの思い」は大事にしたい。

その際は色々な方に事前のご連絡さえいただければ無償で解放しようと思っている。無論、仕事の都合でお断りするときもあるだろうが。
準備ができた時には、その旨をここでお知らせできれば、と思っている。

ちなみに余談だが、『新編 岡崎市史』は随分と松平氏贔屓の記述が多く見受けられる。別の場所で合戦があったものや、戦国時代の『三河国』を記した現代の書物を見る場合は、他市の市史も参考にした方が良いと個人的には思った。

加えて、今週末(10/28、29)に西尾市では『にしお本まつり』と銘打って古書店が多く『西尾市立図書館』近辺に集結するそうだ。
貴重な書物を探したい方にはお勧めだ。

私も時間に余裕があれば見に行こうと思っている。

姫小川古墳@姫小川

上記の『新編 岡崎市史』を購入しに西尾市まで行った帰りに、安城市桜井町との距離を見てみた。
すると、おおよそ6㎞の距離。
1時間弱は見て廻れる時間的な余裕がある。そのため、車を走らせた。

姫小川は先祖・重則や重辰が住んでいた場所だ。
ただ、500年は昔の話だが。

iPadで『姫小川』と調べたらトップ表示された『姫小川古墳』に立ち寄った。

それほどの距離がないにも関わらず、知らずにいたという……
『国指定史跡』とのこと
貝塚のある遺跡も近くにあるそう
古墳とほぼ同じ場所に神社あり
少し読みにくいですが、由緒ある神社です
古墳の丘陵地にある神社

偶然、近くを通りかかったワンちゃんのお散歩中の奥方に声をかけ、神社などのご由緒をお伺いしたら、地主のおじいさんを紹介いただいた。
30分ほど謂れや神社のアレコレを拝聴してきたが、ウッカリと記事に書いても良いか聞き忘れた。
そのため、お聞きしたこともここでは伏せさせていただきたい。

「改めて時間があるときにお伺いする」。それはお伝えし帰路を急いだため、後日、由緒などをしっかりと記録したいと思う。もちろん、その時は許可を得て。

その帰り道。ふと車を止めて写真を収める。

姫小川近く
奥にみえるのは『矢作川』の堤防かーー
先祖がこの近辺にいたかと思いを馳せると感慨深い

後日、時間を作って『安祥城址』『桜井城址』など、1日かけてゆっくりと巡りたいと思う。

奥方・ワンちゃん、地主のおじいさん。
その節は戴いたご厚情、感謝しております。

今後の進め方

これまで、半年近くかけ、情報を集め・各種資料と突き合わせ・精査したものを「可能性」として記述してきた。
私自身がどういった背景を持つ人間で、何をしたいかを明確にしたかったためだ。

今後に書いていく内容は一度ザっと戦国時代を学び直し、三河の歴史を理解しなければ進め難くなる。
そのため、今までのような頻度は維持できないだろう。

頻度より質を重視したいため、2回/月程度で所縁ある場所を巡った記録を残し、主軸は「戦国時代の三河・寺部城・八柱神社と鈴木重辰」。
当時の背景も理解した上で、考察する場所に変えていくつもりだ。

どれほどかかるか分からない。
しかし、ライフワークと思い、できるところまでやってみようと思う。


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