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10月まとめ 読書・映画感想
ヘッダーは10月に食べに行ったいちじくパフェ。
いちじくっておいしいよね。
10月に鑑賞・読了したものが結構多かったので
一言感想としてまとめていきたい。
ナチュラルにネタバレするかもなので、目次からタイトルを確認してどうぞ。
本「アメリカの大学生が学んでいる本物の教養/斉藤淳」
教養の内容の本ではなく、心構えというか教養ある人の立振舞いについての本だった。
知識を増やし、ただ頭でっかちになるのではなく
得た知識をもって
では自分はどう考えるかということが重要であると。
情報にあふれる現代で、その付き合い方を再認識させてくれた本。
映画「ビッグフィッシュ」
サブスクのサムネイルで度々見かけていたけど、色彩が明るすぎて
まさかティムバートンの監督作品だとは思っていなかった。
本編でも全体的にティムバートンにしては色彩は明るいけれど、ちゃんとティムバートン作品っぽかった。
嘘も方便ーとは違うかもしれないけれど、エドワードの人生は
間違いなくドラマチックだったとは思う。
サンドラ役のアリソン・ローマンとジェシカ・ラング雰囲気似てて
バックトゥザフューチャー的な特殊メイクかと思った。
映画「憐みの3章」
「哀れなるものたち」を公開時に映画館で観たので、今作も映画館まで行って鑑賞しました。
「哀れなる~」よりも濃度がさらに増したエロとグロと歪んだ愛!って感じでやっぱりヨルゴス作品は気軽に人にお勧めできないなと。笑
映画を観た時にはじめて原題が「KINDS OF KINDNESS」だと知ったけど、
観たうえで、邦題の「憐みの3章」の”憐み”には違和感を覚えました。
その点については下記にリンクを貼るnoteがめちゃくちゃ分かりやすく考察されていたので是非読んでいただきたい。
個人的にお気に入りなのは3章目の「R.M.F. Eats a Sandwich」。
最高に気持ち悪くて最高に理不尽だった。(褒めてる)
そういえばパンフレットを買ったら
気になっていた「聖なる鹿殺し」「女王陛下のお気に入り」がヨルゴス作品だと知った。
まじか。
映画「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」
フォリ・ア・ドゥというか映画の大半はアーサーの妄想。
しかもワンパターンでレディ・ガガ起用してるのにもったいない。
リーはアーサーではなくジョーカーに憧れたわけだから
アーサーとして生きようとする男には用はないよね。
1作目は、社会的弱者から悪のカリスマへという構図が
センセーショナルで、今作にその後の悪のカリスマとしての活躍を
期待していた人達から大ブーイング受けてるのも納得だなと。
映画「リバー 流れないでよ」
アマプラにきたと話題になっていたので鑑賞。
途中ピリつく描写があって、このままパニック映画になるのかと
少し心配したけれど和やかな雰囲気に戻ってからのエンディングだったので良かった。
優しい気持ちになりたい時におすすめ。
本「i /西加奈子」
西加奈子先生の書くお話は、何か大事件が起きるわけではないのだけれど
日々感じている、でも自分では言語化したことのない感情を
カルピスの原液がぶ飲みみたいな感じで摂取できるから好き。
iは特に高校生くらいの時に読みたかったなと思った。
「舞台」とか「円卓」とかもそうだったけどアイデンティティの確立に悩む
主人公の描写が西加奈子先生だなぁって。
文庫版を読んだのだけれど、巻末の又吉さん×西先生の対談も良かった。
創作物に対する解像度が高いのうらやましい。
上記に加えて、映画「侍タイムスリッパー」と映画「ザリガニの鳴くところ」を観ました。
侍タイムスリッパーについては別でnote書いてます。
ザリガニの鳴くところは小説も読んだので小説と映画両方についてnote書きたいのだけれど難航してます。
感想を言葉にするって難しい。
そういえば積読の消化もままならないのに10月末に
『「好き」を言語化する技術』という本を買いました。
SNSでバズっていたのもあり、見かけた時に即決で購入してしまいましたが
早急に読むべきですね。笑
がんばります。