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介護日記2#111これからの母の事

年末にコロナで入院したが、なんとか新年を迎えた母。
1月に入り、いつもの日常が戻ってきた。

ただ日によって、食べれたり、食べれなかったり。

口からあまり摂取出来ない日が増えている。

先日は、覚醒したかと思ってもすぐに意識が遠くなるを繰り返していた。
前日から全く摂取できておらず、口になんとか運べても飲み込めない。
丸2日で水分量は100cc程度。
いつもよりベッドに休んでもらう時間を長くしたが、寝たり起きたりする時に苦痛な表情を見せるようになった。

それでも起きた時におやつだよと耳元で伝えると、なんとか口を開けてくれた。

母の好きなヨーグルト。
少しずつ少しずつ。
しかし5口目から飲み込めない。
もういらないの?
もう少し食べる?
すると食べようと口が僅かに開く。
食べたいの?と聞くとコクンと頷いた。

食べたい気持ちはあるけれど、体と脳が受け付けなくなってきているのだろう。

昔から食べるのが大好きな、食いしん坊の母。


ベッドで横になっても、かなり痩せてきているので体位交代を小まめにやる。
間違いなく私は寝不足だ。

私の体力温存の為母はショートステイへ。

母を送り出した後私は3時間程昼寝をする。
私は深く眠っていたようで起きた時には日が落ちてすっかり暗くなっていた。

ショートステイ先の看護小規模多機能の看護師さんから私が心配しているだろうからと夕食時間後に電話を貰う。

少しずつ食事も水分も摂取出来ているそうで、覚醒している時間も長いらしい。

約3日ぶり。

「そうでしたか、ありがとうございます」

ほっとした。


私の介護の経験は訪問介護とデイサービスの職場で積んだが、これからは知らない事ばかり。

noteからも色々な情報を得る。

色々な方の知識や経験を教えて貰いながら1つずつ、1歩ずつ前進。



まずはこれから母が苦しくないように

それを一番に考えようと思っている。

しかし私の思いは理想、希望でしかない。

現実は厳しい。

様々なことが重なり合い交差し

なかなか思った通りにはいかない。

そしてそれは私が自分の身体の限界を超えないように考えて選択しなければならない事となるわけで。

全てが上手く収まりますように。



読んでいただきありがとうございます
素敵な出会いがありますように
(ビオラ)

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レビー小体型認知症母の介護日記(ジュゴンM)
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