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日記#136中学部活の恩師に再会

急に恩師との再会が決まり実現。

中学時代の部活の先生。
1度は珈琲焙煎豆の店をオープンしたと聞いて、お店に主人と2人で伺いお会いした事がある。
それ以来。
どうやら約15年ぶりらしい。

今回は当時のチームメイトと2人で会いに行ってきた。


待ち合わせ場所に着くと、先に到着していた先生がキョロキョロされていた。すぐにこちらを見つけてくれたようだ。
ペコペコと3人同時に頭を下げ「今日は時間を作って下さってありがとうございます」と先ずは挨拶から。

3人皆で顔を合わせると真っ先に出た言葉は「昔と変わらないですね」だった。

もちろんお互いに変わった所も山程有るのだが基本は全く変わらない印象だったのでほっとしたし嬉しかった。

身長も体型も髪型も笑顔も。

よかった。

先生はいくつになられたのだろう。部活時代には考えもしなかったけれど、先生になった経緯や、教職に就いてたった2年、それも部活動は私達が新3年生になるタイミングに『青年の家職員』になるというちょっと不可解な職場移動。

今回先生と合流する前に、一緒に行った彼女と「色々な事を聞いてみたいね」とあれもこれもそうそうあんなことも!と話していた。

まずは年齢。
先生は現在73歳。
私達が当時13〜14歳位だから逆算すると当時28〜29歳位だったはず。

確か我が中学校が新任とは聞いていたけれど新卒にしてはピチピチ感がなかった。

先生の身の上話を根掘り葉掘り聞いていく。

そこには当時知る事が無かったとはいえ、本の1冊では足りないぐらい激動の人生がつまっていた。

え〜っ!と息を飲んだまま言葉が出なくなった瞬間も1度や2度では無かった。

その中でも衝撃だったこと。

★高校時代は金銭的に厳しい生活だったので、定時制高校に通い昼間働いていた。大学時代はなんとかお金のやり繰りをすることが出来たので普通に通えた。

★その後実家は引っ越し、勤務地となった私達の中学校まで20km以上離れてしまう事となるのだが、原付バイク免許も自動車免許も無く毎日自転車通勤していた。

現在は教頭の役職を勤め上げ、教職からは離れてはいるが、別の仕事をしながら、趣味やボランティアを頑張っておられる。
とてもはつらつと今を謳歌している姿を見てパワーをもらった。

今回先生とお会いした私も彼女も、お互いに人生色々、これまでかなり波乱万丈だったけれど、頑張っているし人に指をさされるような生き方はしていないと胸を張れるよね!と清々しい気持ちになって帰路についた。



さてこれからは、昔のアルバムや年賀状などからチームメイトの現住所を探し出して連絡を取り、先生と部活チームメイトとの集合を目指す事にした。

もちろん期待はしていない。
ご実家をたたんだり、名前が変わったり、電話番号が変わったり、最後にやり取りした住所から変わったりすれば道筋は少なくなる。

それは私達を懐かしがってくれた先生の為、そして今後何が起きるか分からない年齢となる自分達の為。
御縁があれば…また繋がると信じて前に進みたいと思っている。

だって、先生が大切に当時の部員名簿を持っていて、今回見せてくださったのだから。

読んで下さってありがとうございます
素敵な出会いが有りますように
(コスモス)

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レビー小体型認知症母の介護日記(ジュゴンM)
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