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介護日記2#68ジャカランダとの出会い

みぞおち空間さんの記事を読んであっ!と驚いた。つい先日知ったばかりのジャカランダの事だったから。

記事には花びらの写真もあり、綺麗だなぁと改めて感じた。
きっかけを頂いたので記事にしてみようと思う。

みぞおち空間さん
ありがとうございます。



それは神秘的で不思議な1日だった。
我が家のさぼてんの花が咲いた日。


やっぱりさぼてんは幸運を運んで来てくれたようだ。



母との散歩。
その日もいつもの川沿いへ。


川の近くに行くと、珍しく車が2台停車中。普段殆ど人とすれ違うことすらあまり無い道なので不思議に思いながら横を通る。
1台はタクシー、もう1台は乗用車。

そこから数メーター先の川の向こう岸に突如現れたのは紫色の大木。

ジャカランダ

昨年もこの川沿いへは散歩に何度か来ていたがきっと出会えていなかったのだろう。

はじめまして。

思わずスマホを取り出しパチリ。

そんな事をしていると、先ほど停まっていた車がゆっくりと進んで来たかと思ったら目の前で停まり、運転席の女性が「綺麗ですよね」と声をかけてくれた。
「この木の花が咲いたら、
知らせて貰うようにお願いしてたの」
と云うではないか。
この花の名前ご存知ですか?と尋ねると
「ジャカランダ」と教えて下さった。
暫くすると車の女性は何処かへ行ってしまった。

すると入れ替わるように今度は男性が立派なカメラを構えてパチパチと写真を取り始めた。
その男性は私たちに声を掛けてきた。
「すごいですね。実は私は○○新聞の記者なんです。植物園に取材に行った時にこちらに大きくなったジャカランダがあると聞いて取材しに来たんです。良かったら後姿で構いませんので写真に入ってもらえないでしょうか。」
私は記念になるかなと気軽な気持ちで了承した。
後からパチパチ、斜めからパチパチ、離れてからパチパチ。
まだかなぁと思う程長いことパチパチシャッターの音がしていた。
ようやく終わった様子。
もし良ければ名前と年を載せたいので教えて下さいと。
ぐるぐる頭の中が回転してそれは嫌だなぁと思ったので申し訳ないのですがとお断りをした。
年齢だけならとお伝えしたのだが。

後に検索すると。

あった!
記事が。

残念ながら、私達親子入りの写真ではなかったけれど。
あれだけ私達の後姿の沢山写真を撮っていたけれど私達と別れた後、名前や顔を載せても良い方に巡り会えたようだ。
にこやかに女性が写っている。


しかしせっかくなので、記念に記事を保存した。


『ジャカランダ』

調べてみると
中南米産の植物。
日本にはまだ余り無い。
高さは2mから30mほど。
私が出会ったこの木は10m程。

どうやらこの植物は珍しいらしい。


出会い。
全てが不思議な事だと感じている。
けれどその出会いは必然なのだとも感じている。
様々な場面でそう感じている。

読んで下さってありがとうございます
今日も明日も良いことがありますように(ジャカランダ)




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