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夜のルーティンは明日の自分を元気にする

正直、もう今日は疲れ切りました。
久しぶりに家族で公園に行って、1時間半遊んだだけ。

それでも、人様の子どもがいる公園で、ひたすら滑り台に勤しむ息子を存分に楽しませながら、他のお子さんにも気を配る。

それだけで、今の私には体力も精神面も全て持っていかれて、帰宅後は息子を夫に任せ、夕方まで気を失うように寝ていました。


それでも、夫をゴルフに送り出し、息子と2人で餃子をたらふく食べ、湯船も張ってしっかり身体も温めて、寝かしつけは夫に任せて夜の1人時間。

目の前には遊んだままのプラレール、夜ご飯の食器、ほぼ飲まれていない夫のいつ処方されたんだがわからん薬の山。

1度、全て見えないふりをして本の世界に入り込んだ。
小林聡美さんの「わたしの、本のある日々」

この本は、小林聡美さんが連載していた毎月読んだ本について綴ったエッセイをまとめた1冊です。

大好きな小林聡美さんの、あの独特な言い回しと言葉選びや着目点。
脳内では小林聡美さんの声で音読され、至福の時間。

落ち着く声で本の世界に浸かっていたら、今度はゆったりと眠気が漂ってくる。

本の文字を追うのも難しくなり、1度微睡みに身を任せ目を閉じる。
このまま寝てしまう。それはだめだ。
でも、ベットに行くと目が冷めちゃうやつなんだよなぁ。

なんて思いながら目を開けば、乱れた部屋が目の前に。

一瞬、全てこのまま投げ出し、明日の自分に任せてしまおうかと思った。
ここで片付けに動いてしまうと、せっかく得られた微睡みが絶対にどこかに行ってしまう。

だけど、ここでひと踏ん張りすると助かるのは明日の自分。

今少し踏ん張るのと、明日バタバタした中でこれらの処理もするのと、どっちが自分にとっていいだろうか…

数秒熟考し、食器と薬の山はやっつけた。ついでにキッチンリセットまでやってやった。
プラレールは、そのままにしておいても明日の朝、息子が機嫌よく遊ぶ可能性が高いのでもう放置。

よくやった。
きっと、明日の朝、私は私に心から感謝するでしょう。

夜のルーティンは、面倒なとかもあるし、できない時もあるけど、明日の自分へのちょっとしたプレゼントと思うと、少しやる気が出ませんか?



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