見出し画像

140字小説【実話︰『好き』と『興味がある』は違う】

 目の前に名前の知らない果実があれば、自然と興味が湧く。だから調べたくなり、その上で初めて『好きか嫌いか』の判断ができる。

 高校卒業後は声優の学校へと進学した私。今思えばそれは『興味があっただけ』であり、好きになれなかったからこそ、本当に好きな道=小説家へとたどり着けた今がある。