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140字小説【実話︰どこの子?】

 声優を目指して上京し、一人暮らしを始めた頃。アルバイト先で思わず関西弁が出たためか、「君、東京の子じゃないでしょ」と言われた。
 それから地元に戻り新しいアルバイトを始めると、今度はそこで標準語の癖が抜けなかったためか、「君、関西の子ちゃうやろ」と言われた。

 私はどこの子やねん。