40代ワーママ正社員退職㉔退職1か月半。節約&求職&勉強
じぶん探しのため、18年間務めた会社を退職し、1か月半。人生の迷子状態をつづります。
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落ち着かない気持ち
収入の不安定
わたしは3月末に自己都合で退職したため、失業給付金が入るのは6月以降となります。退職金は全て年金に移換してしまったため、自分の手元には入りません。今までお給料日すら忘れていたような生活だったのに、収入がないことは、漠然とした不安の原因になりました。
当面は貯金で暮らしていけると計算したうえで退職しても、大人一人が生きていくのには相当のお金が必要なのだと痛感しました。
気持ちの余裕は料理の余裕
食いしん坊のわたしは、手作りにこだわる一方、効率化や手抜きのオンパレード。帰宅したら、座る暇もなく、一息も入れず、鬼の形相(笑)でご飯を作り、お風呂に入って、一日を駆け抜けていました。
そこで、退職したら、ひと手間かけたおいしい料理を出そうと決めました。
たとえば、チキンカレー。
「もも肉より胸肉のほうが下ごしらえも楽だし安い!」ともも肉一択でしたが、手羽元肉を選ぶようにしました。
圧力なべで手羽元を軟らかく煮る。鍋から出して、骨からはがしてほぐす。
そのゆで汁で野菜を煮る。
ほぐしたお肉を入れ、カレールーを入れる
味がランクアップしました。
野菜炒めも、これまでは「野菜、お肉、卵、調味料を順に、どんどんフライパンに投入!」でしたが、少し手間をかけるようにしました。
卵をざっと半熟まで焼いたら取り出す。
お肉に小麦粉をまぶして焼いた後、取り出す。
野菜に火を通したら、お肉を入れ、調味料を入れ、馴染ませたら最後に卵を投入。軽く混ぜて出来上がり。
味も見た目も良くなりました。
「丁寧な暮らし」とはよく言ったものだあなと感心しました。
服を売る
もう着ない服をブックオフで売りました。
ブックオフよりメルカリで売ったほうが、高く売れます(笑)。でも、売れるのを待たなければならないこと、気の遣うやり取りが発生することを考えて、ブックオフでさっぱり売りました。
一着数百円にしかなりませんでしたが、買い取り20%アップしてもらえたし、1回の昼ご飯代ぐらいにはなりました。
クローゼットもスッキリし、気持ちもスッキリ!行ってよかったです。
予算を立てる
時間があるので、中国語レッスンを受けようと思い立ちました。今までは思い立ったらすぐに申し込んでいましたが、定期収入がないので、申し込む前にためらってしまい、なかなかクリックが押せません。
こんなに自分に投資して赤字だったらどうしよう。
レッスン料を稼ぐにはどれだけ働けばいいのか
貯金を趣味で食いつぶすなんて
そのとき、亡くなった祖母がよく言っていた言葉が頭によぎりました。
時間あるときお金なし
お金あるとき時間なし
時間もお金もあるとき体力気力なし
祖母の教訓を生かし、今は時間も体力も気力もあるのだから、ここまでなら使っていい、という予算を決めました。
わたしだってこれまで仕事を頑張ってきたんです。貯金もしてきたんです。
無職の自分を許し、前向きに生きようと決めました。
仕事探し
パートへの応募
とにかく1円でも稼ごう、動こうと、「日本語教師」のパートに応募しました。履歴書と日本語教育能力検定試験の合格証書を送りましたが、1週間経っても返事は来ません。
応募時の自動返信メールを再度見直しましたところ、
「選考に通ったかたに対して、マッチングする生徒さんがおられるときのみ、連絡します」
そうだよなあ、履歴書送るだけで仕事が来るなんて、そんな甘い話はないよなあと、こころがズキン、重くなりました。
派遣会社からの仕事紹介
さっそくパソナの担当者から求人紹介メールが届きました。「わたしに求人なんて…!」と心が躍りました。
・自宅から徒歩圏内
・時給1600円
・英語と中国語の会話必要
・9時~17時30分の勤務時間
・在宅勤務なし
わたしの希望は勤務時間と在宅勤務なし以外は満たされています。応募だけしてみようか、と思いましたが、勤務時間が合わなさそうなので諦めました。
一心に勉強する
中国語
ふと、コロナ禍で習っていた中国語会話の先生を思い出しました。久しぶりにオンラインレッスンを再開することにしました。
お互いの近況を話していたら、あっという間に25分経ちました。先生は今は日本にいるけれど、8月には帰国するということ。
帰国後は新しい仕事を探すので、中国語教師を続けるかどうかはわからない、ということでした。
このタイミングでレッスンを再開してよかったと思いました。
そして、この先生のレッスンが終わったら、別の先生を探してレッスンを受けることに決めました。
韓国語
韓国語のレッスンも再開しました。いつかやりたい!と思っていたけれど、英語と中国語に押されて始められなかった韓国語。
時間ができたのでよしやるぞ!とオンラインレッスンを受け、テキストを買いましたが、テキストは、いきなりハングルだらけですぐに離脱。しばらくスマホでゲーム感覚で学ぶことにしました。
選んだのはduolingoです。
ついついSNSを見ようとしてしまうときに、アプリで韓国語を学ぶのは効率的です。いい暇つぶしができました。
アプリをやり込み、ようやくハングルが読めるようになったので、オンラインレッスンを再開しました。
1か月に1回であれば予算も安心ですね!
中国語発音ビジネス
有料体験レッスン(その後)
冒頭に「このPDF資料はもらえますか?」との質問。「資料さえもらえればOK」なのか、と悲しくなりました。発音は実技ですから、資料を見て自己流の復習だけしていても、なかなかうまくはならないのです。
「継続があってこその資料なんですが」と思ってしまいましたが、ぐっとこらえました。伝わらない相手には何をいっても、真意は伝わりません。逆に、伝わる相手には30分もあればこちらの意図は伝わります。
そこで、一生懸命30分間、中国語の楽しさをお伝えしたつもりでしたが、わたしの言葉が足らなかったようでした。
中国語に興味を持っていただいただき、わたしのレッスンを実際に受けていただいただけでも感謝しよう、と決めました。
ビジネス専門家への相談
思い切って、ビジネスの専門家に相談しました。
無料レッスンで心が疲弊したこと、有料体験レッスンで少し悲しい思いをしたこと、そして、収入面で不安があるのでアルバイトを始めようと考えていることを相談しました。
「そんなんだからダメなんだ」と厳しい一言が返ってきても仕方ない、と思い相談をためらっていましたが、結果、相談してよかったです。ご回答は丁寧でハートフルでした。
「無料レッスンは1回限りなど、ルールを決めたらよいと思います」
「割引やクーポンは、価格競争に巻き込まれてしまいますよ。誠実に対応する方がよいと思います」
「心が落ち着くなら、アルバイトをしても構いません。でも、あなたがやりたかったこととずれていく可能性があるので、自分でコントロールしたほうがよいと思います」
よし、今目の前にいらっしゃる生徒さんにご満足いただけるよう、がんばろう!と決めました。
まとめ
自分の方向性はまだ見えず、失業給付金も入らず、悶々とする日々を送っています。
上述の中国語オンラインレッスンの再開申し込みだって2日以上考えたし、派遣会社からの紹介も返信に2日かかりました。会社員のときは、サクっと決めて進めていた自分。
退職して時間ができたら、決断を後回しにしたり、無駄なことを考えたり、正視できなかったりしています。
その分、趣味の料理には時間をかけ、料理本で研究することもできます。
わたしは、すぐに「できない、いいわけ」を考えてしまいますが、そんな時間は非常にもったいない。
この「人生の迷路」を楽しむべく、noteにつづっていきます。
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同じ境遇の方、起業に頓挫しそうな方なんかとお友だちになりたいです。
過去の記事はこちらをご覧ください(冗長かつ長文ですがお許しください)
シリーズ記事の㉑が#退職エントリで、1週間でもっともスキを集めた記事として選ばれました。いつもありがとうございます!これからもがんばって書いていきます!よかったら㉑もご覧ください。