「好き嫌いが多い子ども向け!」野菜を少しでも食べてほしい保護者の方へ
みなさんこんにちは♪
栄養士 ちなつです。
突然ですが、皆さんは苦手な食べ物はありますか?
私は小さいころから、きのこ類が食べられません…。
ここ最近食事のお悩みで、「うちの子なすが食べられないんです」
「緑のもの見つけた途端、食べることをやめるんです」
「親としては、少しでも食べてほしい」
このような相談を多く受けます。
保育園給食の経験を基に、工夫していることをこちらでシェアしていこうと思います。
ちなみに今回は、野菜編の紹介です!
野菜を食べやすくするコツ 5選
①子どもに合った大きさに切る
例えばほうれん草などの葉物は、長すぎると食べづらいので、大人が食べるときよりも細かめに切るように意識しましょう。
小松菜の茎は、歯ごたえがあるので1㎝幅くらいに切ると食べやすくなります。
また、スプーンを使っている場合は、スプーンに乗りやすい大きさに、
お箸の場合は、つかみやすい大きさ(細切りなど)にすると食べやすくなります。
②茹でるときは、「だし」で、煮る
ほうれん草などえぐみの強い野菜は、「だし」で煮るだけで格段に食べやすくなります。
水で煮るとどうしても水っぽくなってしまいがちですが、
だしで煮ると、旨味加わるため食べやすくなります。
③苦味の強いものは、塩もみをする
特にピーマンは塩を振って、絞ってから調理するとピーマン独特の青臭さが少なくなり食べやすくなります。
ピーマンが得意じゃない子どもたちも、この下処理をすると食べられる子が多いです。
私:「ピーマンは言ってたんだよ~」と言っても、
子:「え!?わからなかった!でも食べられた!笑」
保育園や今お料理代行で担当しているお子さんもなので、これは効果的だなと感じています。
④香りの強いものと混ぜる
例えば「じゃこ」や「ごま」、「のり」などです。
香ばしい香りがアクセントになり、野菜が食べやすくなります。
少し甘めの胡麻和え、パリパリで香ばしいじゃこサラダなどもオススメです!
また②のだしと重複するのですが、うま味成分「だし」を入れる事と一段階美味しくなります。
⑤細かくする
みなさん、一度は経験されているかもしれません。
細かく刻み、ハンバーグなどに入れる戦法です。
ひと手間ですが、だしで茹でてから刻むとなお、食べやすくなります。
カレーやにおいの強い物に入れるとなおごまかされると思います。
最後に~
どうしても食べられないものは、一つや二つ誰でもあると思います。
でも、食卓に出し続けることで食べられる様になるチャンスを増やしてあげることはできると思います。
一生懸命作ったときに限って、食べてくれないこともあるかと思います。
「ですが、今は食べられない。でもいつか食べられるようになるかもしれない」と、
見守ることも一つ大切になってきます。
毎日だと大変なので、多めに作って冷凍保存することをおすすめします。
これからも、子どもの成長を食事面からサポートしていけたらと思います。
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