解決よりも、大事なこと。落ち込んだ気持ちへの処方箋。
なんだか朝から気分が落ち込んでいる。
何があったわけじゃないんだけど。
この
「何があったわけじゃない」というのが
実は厄介だ。
原因があれば、それをとりのぞけばいい。
でも原因がないのなら、どーしよーもない。
だから、ついやってしまうのだ。
原因探しを。
空が曇ってるから?
咳で身体がしんどいから?
ちょっとやなこと思い出しちゃったから?
ちがう、ちがうんだよね。
どれもちがう。
なんかちょっと落ち込んじゃってるから
そのどれもが余計に気を重くするけど。
原因は見つからないし
気分は一向に晴れないし
これしたら気が晴れそうってことも思い浮かばない。
もー降参、参りました。
これはあきらめるしかなさそうだ。
「そーいう日も、あるよね」って
自分の心に、声をかける。
そしたらさ、不思議なの。
さっきまで落ち込んで
固まっていた心が
ふぅっとゆるんでいく心地。
「そーだよね、そんな日もあるよね」って
なんだかちょっと、ほっとした。
困ったことが、あった時
落ち込んでしまった時
「どうしたの?助けるよ!」というのは
わかりやすく「助け」だけれど
「あー、それは困ったねぇ」
「そんな時も、あるよねぇ」
そんな寄り添う言葉のひとつが
ずっとずっと助けになることもある。
時には、解決することよりも、ずっと力になる。
気分が重いのって、ここち悪いから
どうしても
「はやく解決したい!」って思っちゃう。
でも、それが
遠回りになっちゃうこともあるんだな。
だから、まずは自分の心に
「どうしたの?」と声をかけ
「あー、それは、そうだねぇ」と声をかける
それだけで
安心して、気が重くいられるようになる。
(日本語ちょっとおかしいけど、そんなかんじ)
落ち込んだ気分は、まだなくならない。
曇った空を見て
身体のしんどさを感じて
嫌なことを思い出して
気が重ーいままでいる。
でもちょっと、さっきより
あったかい気持ちで、落ち込んでる。
そんな日も、あるよね。
そんな日でも、いいよね。
あとで私に
あったかいチャイでも淹れてあげよう。
よしよし、これでもお飲みって。