全てをかけうどんで語る
全てのスポ根漫画にかけうどんを入れるべきだと思っている秋(空き)時間です。私はいつもスポ根漫画に「俺、かけうどんが一番好きです!」なんて台詞が出てこないかチェックしてるんですが、全く出てこないんですね。私は全スポ根漫画を家の地下室に所蔵していますが、残念ながらかけうどんの美味しさを語ったスポ根漫画は一冊もありませんでした。巨人のかけうどん、キャプテンうどん、UDONWA、スラムうどん、黒子のうどん、イナズマうどん、ハートのうどん、アオのうどんetc……。こんな素敵なタイトルでうどんをテーマにしたスポ根漫画があれば絶対に売れるんですよ。そうしたら一億部は余裕で超えるし、それどころか世界中で大ベストセラーですよ。全くどうしてこんな金の卵、しかもダチョウよりもはるかにデカい卵を無視しているんですかね。
さて本記事のタイトルは『全てをかけうどんで語る』です。私は今までかけうどんがどれだけ偉大なものであるか散々書きました。だけどまだかけうどんをバカにする人がいる。かけうどんを食べていればバカになんか出来ないはずなのに。というわけでまたかけうどんについて書きます。
これはもう私にとってこれは当たり前の知識ですが、知らない人のために一応教えときますけど、実は地球ってかけうどんのために出来ているんですよ。この水も土も空気も全部全部かけうどんがおいしく食べられるようなるように構成されているんです。さる物理学者がかけうどんを食べてこう言ったそうです。ここには地球の全てがあると。さらに学者は周りの研究者にこう尋ねたそうです。「このかけうどんをさらに美味しく食べられる調理法があれば今の戦争や異常気象はすべて解決できるのに」
学者さん、私がその方法を教えてあげましょう。地球を救うためならいくらだってかけうどんのおいしい食べ方を教えますよ。まず、はなまるうどんに行ってかけうどんを注文しましょう。店員からかけうどんを乗せたトレーを貰ったら薬味コーナーに行きましょう。そこには地球の三大元素そのものであるうどんを活性化させる奇跡の薬味があります。まずは天かすです。天かすはうどんを天に昇らせる魔法のカスです。これがなかったらこの地球には雲はなかったんです。今我々が見ている雲ってのは天かすの事なんですよ。次に生姜です。もう生姜は岩ですね。あの美しいダイヤモンドもエメラルドも実は生姜だったんです。皆さんびっくりしたでしょう。最後に醤油です。醤油は実は水そのものなんです。我々が飲んでいる水っていうのは醤油を透明化して飲みやすいようにろ過したものなんです。
この天かすと生姜と醤油を全部かけたうどんを天かす生姜醤油全部入りうどんといいます。これが地球を救い、我々をさらなる次元へといざなう神の領域のうどんなのです。一口食べるともう猿以下の人間であることが恥ずかしくなります。人間をやめて新たなる進化を遂げたいとお思いの皆さん。是非この天かす生姜醤油全部入りうどんを召し上がってください。今回はここまで。ちゃお!