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知らないうちに損をする【お金の心理学】
こんにちは!
今回のテーマはお金の人間心理についてお話ししましょう。
今回触れるのは、人間誰もが持っているお金に対する心理。
基本的には別に害のない心理なのですが、特有の状況に陥ると、途端に害を及ぼすようになります。
さっそく見ていきましょう。
■保有効果
保有効果ってご存知でしょうか?
💡保有効果とは?
人は、自分の所有している物はお金に代え難いと思っているようです。 他者にとって価値がないものでも、人は自分が所有している物に対して高い価値があるとする現象のことを保有効果、または、授かり効果と言います。
人は自分が持っているもの、契約しているもの、使っているものに高い価値があると思い込む性質があるんです。
別になんてことのないものでも、その人にとってみればとても大切だったりする、みたいなアレですね。
■保有効果が良くない場面
保有効果は正直、人間の悪い心理というものではないように僕は思います。
誰だって自分が持っているものに高い価値を見出すから愛着が生まれるわけで、それは人間らしい一面でもあると思うのです。
じゃあ、どんな場合に保有効果のデメリットが出てくるのでしょうか?
それは、
・特に意味なく、ただ自分が使っているからというだけで使い続けている
・自分が持っているものよりも他のものの方がずっとお得である場合
この2点を満たした場合に状況がまずくなるのです。
どういうことかというと、
自分が使い続けているものがなんの意味もなく、良いと判断して、
他の本当にお得な商品やサービスを見逃してしまうこと
それがこの保有効果の悪い面なんです。
■保有効果の対処法
さきほども触れましたが、保有効果は良くない人間の心理ではありません!良くない場合があるというだけです!
じゃあそんな良くない場面で僕たちはどう対処すべきなのか。
対処法は2つ挙げられます。
・第三者にあなたが価値を感じているものの価値を問う
・自分でそのものの相場を調べる
つまりは客観的な視点を持つことが大事なんです。
そのために上記2点はその客観的な視点を持つきっかけとなりうるのです!
それでは今回はここまでとします。
また次の記事で。
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