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#61 毎日のコンビニのお釣り10円で、子どもの未来を明るく照らそう。
僕は1年ほど前から、コンビニでの募金箱にお金を入れ続けている。
会計が終わり、おつりをもらった後にその場から立ち去るタイミング。
店員さんが商品のバーコードを打っている最中。
店員さんが揚げ物などを取ってくれている最中。
直接見られるのは、ちょっと恥ずかしい気持ちがあるから
あまり目立たないように、ささっと募金箱にお金を入れている。
募金箱に入れるきっかけは、『夢をかなえるぞう』という本だ。
人の幸せに何か自分が関われることが夢という発想から
『じゃあ募金をし続けたら、その夢は叶うやん』
という本文の内容から、継続していこうと決めた。
1日にコンビニに行くのは、多くて3回ほどだ。
寄付をするためにコンビニに行くわけではないが
募金することにより
自分が購入した商品+ちょっとした幸せを感じることができる。
今まで、募金をした後に、暗い気持ちでその場を立ち去ったことは1度もない。
僕は、最低10円最高100円と決めており、その時の気分などによって入れる金額を決めている。
コンビニの募金箱をよく見ると、世界に向けた募金や日本の震災の募金、子ども達のための企画の募金など色々なものがある。
そんな募金箱を会計している間に横目に入れながら
自分の募金したお金がどのような使われるのだろうと考える時間も嫌いではない。
100円あったらジュースが買える。
10円があったらお菓子が買える。
1円が足りないと買いたいものが買えない。
1円たりとも無駄にしてはいけないという教えは幼い頃から言われてきた。
だけど、その考えは子どもの時期までなのかもしれない。
もちろん寄付というものは決してお金の無駄ではないと思っている。
要するに、大人になるにつれて、『誰かの幸せ』という購入したい商品が出てきてしまったということだ。
子どもの頃には全く分からなかったこの感情。
お金はおもちゃやお菓子に使わないともったいないという感情。
こんな感情が浮かぶほどに、自分は大人の階段を少しづつ上っているんだなと実感している。
このちょっとした習慣を始めてみて、明らかに幸福度が上がった。
お金は少なくなっているはずなのに、幸せの気持ちは上がっている。
自分の毎日の行いが、結果的にどこの国や地域に影響を及ぼすのかは具体的には分からないけど
『誰かの幸せのためになる行動を毎日しているんだ!』
っていう考えをコンビニに行く度に感じることができるから
何事も全力で頑張れる気がする。
ちょっとしたお金でも、寄付することによって
相手にも自分にも幸せな感情が訪れる。
自分の中でのちょっとしたコンビニと募金に関するエピソードでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。