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靴下のかたっぽがみつからない

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40歳を過ぎて、ASDと双極性障害2型と診断を受けるまでの、私の四方山話を聞いて頂けると嬉しいです。
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記事一覧

靴下のかたっぽがみつからない ㉛皆様とわたし

メンタルクリニックでは、正直なところ 「軽い鬱病ですね、少し眠れないみたいだから、睡眠薬…

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靴下のかたっぽがみつからない ㉚セキグチさんとわたし

とても遠くて、着いたのはもう日が落ちたころでした。 いやいや、本当に遠かったです。 その日…

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靴下のかたっぽがみつからない ㉙離れていく人とわたし

仕事の方は、勤続年数もそれなりになり、仕事の内容は、もう長くいたので多少のアクシデントは…

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靴下のかたっぽがみつからない㉘アカネとわたし

一方わたしの職場は少しずつ変化がありました。 従業員がさらに増えて、個々に加入していた国…

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靴下のかたっぽがみつからない ㉗運転手とアオイ

そうこうしているうちに、わたしは35歳を目前までになった頃です。 むくむくと、またわたしの妄…

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靴下のかたっぽがみつからない ㉖イチくんとわたし

ある日警察から電話が来ました。 前に住んでいたアパートで空き巣に入られて被害届を出した、…

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靴下のかたっぽがみつからない ㉕クロちゃんとアカネ

アカネが5年生になったころの事です。 5年生の春、新学期を迎え、クラス替えがありました。 新しい先生になった、と喜んでアカネは話をしてくれて、私も家庭訪問でお会いして、まぁ転校も多かったことですし、先生のことは「今度はどんな先生かね」程度にしか思っていませんでした。 なんとも平和ボケしてました。 私の脳みそは。 ゴールデンウィークあけの6月くらいから、学級通信が途絶え、先生が短期間のお休みを取るようになりました。 その頃から、アカネは少しずつ不思議なことを言うようになりまし

靴下のかたっぽがみつからない ㉔アカネとアオイとわたし

仕事ではけちょんけちょんですが、家に帰ると、アカネとアオイが待っててくれます。 2人はも…

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靴下のかたっぽがみつからない ㉓社長と奥さんとわたし

新しい職場では、入社当時は、日中は、社長と、その奥さんの三人で事務所にいることが多かった…

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靴下のかたっぽがみつからない ㉒スーさんとわたし

引っ越した先は、大きな集合住宅の棟が並ぶ横に、小さく建つアパートの2階のアパートでした。 2…

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靴下のかたっぽがみつからない ㉑侵入者とわたし

それから半年後、私の生まれ育った土地へ帰ることにしました。 運まかせな生き方なのですが、た…

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靴下のかたっぽがみつからない ⑳ミズキさんとユキコさんとわたし

離婚をして、最初に住んだのは、知り合いの人の空いてる家のワンスペースでした。 その方は、わ…

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靴下のかたっぽがみつからない ⑲カンちゃんとお義母さんとわたし

その間、家でも大きな変化がありました。 カンちゃんのお店が、危うくなってきたのです。 た…

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靴下のかたっぽがみつからない ⑱ハルちゃんとわたし

アカネとアオイが保育園に通い始めました。 その頃からちょっとした変化がありました。 実家から離れた距離に嫁に来て、歳も歳で若すぎ、私の周りの友達はようやく社会に出た頃の年頃で、ママ友らしい友達が居ません。 私は寂しくて、当時買っていた育児書の雑誌の中のお友達募集の欄から知り合ったママさんと、定期的に会っていました。 お互いの家を行き来して、お菓子を少し食べながら、子供たちを遊ばせて……くらいの、ゆっくりな交流です。 たまたま私はパソコンでホームページを作ったり、何かパソコ