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大好きな本を語る 絵本

「好きな本は何?」

この質問に、どのジャンルの本を答えればいいか迷うのは私だけでしょうか?

1,大好きな本は、まだまだある。

私は以前、一番好きな本を語りました。

なかなか言えずにいた本。
胸の内に秘めていた大事な本。

「大好きな本を語る」を書いた後、もう一度読みたくなったので再読しました。

何度読んでも泣けました。
人生のうち、あと何回あの本を読むでしょう?
30年後には、暗記しているのではないでしょうか??(冗談です。)

しかし、まだまだ語りたい大好きな本がたくさんあります。

このジャンルならこれ、、、
あのジャンルならあれ、、、

誰かに本を薦める時に浮かぶ、「この人ならこの本が好きかな?」という気持ち。その気持ちがせき止めていた、本当に大好きな本への想い。noteなら好きな本を思う存分語れると、知ってしまいました。

、、、。
語ってもいいでしょうか?

ふふ。
語りますね!!


2,大好きな本 絵本

今回は絵本です!
発表します!!!!

それは、、、


「お茶が運ばれてくるまでに」
「夜が運ばれてくるまでに」
「答えが運ばれてくるまでに」

文・時雨沢恵一/絵・黒星紅白


このシリーズです。
「絵本」というジャンルなのですが、文庫本サイズです。

それに、大人にこそ読んでほしい絵本です。
漢字にルビがない、大人向けの絵本。

この絵本は、メディアワークス文庫から出版されています。「キノの旅」という小説を書いた時雨沢恵一さんとその絵を担当した黒星紅白さんがコンビで出しています。

「キノの旅」は読んだことがあるという方もいらっしゃると思います。わたしも、「キノの旅」を読んでいて、この本を知りました。

※このシリーズは、短い物語が綴られているので、あらすじは言いません。ですが、この本の素敵さを語りますね!


3,どんな雰囲気?

水彩画のような、優しい雰囲気の絵。
時に残酷に、時に優しく世界を綴る文章。
子供のように純真無垢で、大人の世界の複雑さもある。

そんな素敵な本です。

ぐさりと心に刺さるものもあれば、まるで母の両腕で包まれているように温かい物語もあります。

この本を読んだ私は、まだ中学生でした。
そのため内容がいまいちわからず、「きれいな絵と不思議な話だなあ」で終わってしましました。

その数年後。
大学生になって再度読み直した時、この絵本の奥深さに触れました。

綺麗な絵で、
世界の冷酷さと、
世界の温かさを表現している。

不思議な本です。


4,何年かかっても読み解けない本

短い物語が集まった本です。

けれど、決して短時間で理解できる物語ではありません。

私も、年を重ねるにつれて色々な世界を知った時、初めて理解できる物語もありました。もしかすると、私もまだ読み切れていないかもしれません。

人生が進むにつれて、その素敵さを増していく。一朝一夕では読み解けない、不思議な魅力を持った本です。

みなさんにはありますか?

時間がかかって、はじめて理解できた本が。
自分の成長を感じる、そんな素敵な本が。



ちなみに。
下にある記事が、私が1番大好きな本について語った記事です。お時間ありましたら、こちらも是非読んでください。

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勿忘草(わすれなぐさ)
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