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モネの「睡蓮」あなたのNo.1は?
11月9日放送
新美の巨人たち モネ「睡蓮の庭」
テレビ放送の前に、大阪のあべのハルカス美術館に行ってきたので、興味深く視聴した。
モネは43歳の時、フランスのジブェルニーに移住。
自分で庭園を作って池に睡蓮を浮かべ、亡くなるまでの30年間ひたすら睡蓮を描き続けたという。
モネが描いた睡蓮は300点以上。
同じモチーフを季節や別の時間に描く連作で表現し、光や大気のうつろう効果を主題とした。
今回訪れたあべのハルカス美術館
「印象派 モネからアメリカへ」
モネ達の印象派から影響を受けたアメリカ人の印象派作品を、ウスター美術館所蔵のものを中心に展示されている。
今回は風景画が多い。
宗教画や静物画よりも、風景画が好きな私には大満足だった。
なんといっても、今回の目的はモネの睡蓮!
私は、モネの睡蓮が好きだ。
モネ展があれば、積極的に訪れている。
一番最初に観たモネの睡蓮は、大学卒業旅行で訪れたパリのオランジュリー美術館。
「私、パリで観ちゃってるからさ」
モネ展に行く度、夫に自慢する私
・・・悲しいかな、32年前のこと。
感動したことは覚えている…でも、申し訳ないくらいに、薄い記憶。
(オランジュリー美術館は、リニューアルされたとのこと。死ぬ前に絶対に行く!)
モネの睡蓮に惹かれるのは、あの時の遠い記憶が呼び寄せているのかもしれない。
4月、大阪中之島美術館で「モネ 連作の情景」を鑑賞してきたが、私好みの睡蓮ではなかった…残念。
(上から目線すみません、素人の好き嫌いという感覚のみの発言です)
だから、今回のモネ展は非常に楽しみにしていた。
ちなみに…
関西の美術館で、私のNo.1睡蓮は、京都府乙訓郡のアサヒグループ大山崎山荘美術館
この美術館は、トトロの森のようだ。導かれるように小道を進むと、「木のトンネル!」と自然に叫んでしまう。
建築家・安藤忠雄設計による「地中の宝石箱」と名づけられた半地下構造の展示室
「睡蓮」の前では、誰もが静まり、
長く長く滞在する。
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今回の睡蓮は、それを超えるのか?
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こっちが綺麗です
HPより 1908年
近づく前から
淡い光に包まれていた
柔らかな筆使い
パステルの色調
濃いブルーではなく
ターコイズのような
睡蓮の花より
水面の美しさ
頭から足先までジワジワくる
言葉では表せない
出会えてありがとうという気持ち
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この色を選択した意図が聞きたい
皆さん正面から写真を撮るので、左右を往復しては飽きるまで眺めた。
大山崎山荘美術館の連作は、1907年と1914〜1917年。
こちらは1908年だから、作風もよく似ているのだろうか。
美術を語る目も能力も無いくせに、優劣なんて思ったことを反省するくらい美しい睡蓮だった。
あべのハルカス美術館
「印象派 モネからアメリカへ」
来年の1月5日まで開催中です。
次は、来年3月に京都市京セラ美術館にモネがやってくる。
(現在〜来年2月11日までは、東京の国立西洋美術館で開催中)
今から楽しみ。
その前に、もう一度大山崎のモネを観に行こう。
大山崎山荘美術館は、連作が常設展示されているので、ゆったりと鑑賞できます。おすすめです♡
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