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足首の硬さも変わるのか

しゃがむことが苦手だ。
以前から薄々気づいていたが、
どうやら足首が
人よりかなり硬いらしい。

体を動かすことは好きだ。
学生の頃から
体育の授業は好きだったし
運動に苦手意識もなかった。
秀でたものはなかったが、
だからといって
極端に苦手なものもなかった。
唯一嫌いだったのは、
マラソン大会くらい。

バレーボール部の頃、
ジャンプができなくて
いつも注意されていた。
もっと強く踏みこんで、高く跳べと。
軽やかに跳び、
滞空時間の長い先輩のように
跳んでみろと。

私だって跳びたいんだよ、
でも跳べないんだよ。
先生が怖すぎて、言えなかったけど。


半年くらい前
少人数のクラスでヨガを受けた。
インストラクターの方と話す機会があり、
しゃがむポーズが苦手な話をした。
そこで指摘された、
足首の硬さ。

ストンと腑に落ちるとは
このことかと思い知らせれた。

「毎日、足首をくるくる回すだけでも
少しずつ変わってくるよ」
と教えてもらい
毎日、、とはいかないけど、
思い出したときには
くるくるするようにしている。


猫背、反り腰が気になっていたから、
最近、近所の整体に通い始めた。
歪みをとってもらいながら、
体の話をする時間。
心地よい痛みとともに
自分の体を労る時間。

結構歪んでて
色んなところが凝っているらしい。
足首の硬さを話したら
色んな不調に繋がっている
かもしれないね、と。


これまでずっとこの体と
生きてきて、

そんなに歪んでたの?
この体で結構頑張ってきたのよ
と思いながら
もっと楽に暮らせたのか?
なんて
思ったりもした。 

でもきっと 
足首の硬さを
学生の頃から自覚していたら
言い訳癖がでてきて
できない理由にしてたかもしれない。
まぁ良かったのかなと。

そして、
なんだか色々変わりたいな
と思っているこのタイミングで
気づくことができてよかったなと。


足首の硬さが
すぐに改善するとは思っていない。
もはや生まれつきなのかな
とさえ思っている。

一番古い記憶では、
私は幼稚園の頃
しゃがむことが苦手で、
みんなと園庭でしゃがむとき
なぜかうまくできなくて
後ろにコロンと転びそうに
なっていた。


でも、昨日よりほんの少しでも
柔らかくなってたら
なんか嬉しいなって
思って。

40代から
足首が柔らかくなるなら
なんかすごいかもと。

子どもと外遊びをするときは
しゃがんでみたり、
たまにゆっくり湯船につかれる時は
くるくる回してみたり、
お風呂上がりに、
ストレッチしながら
重点的に足首を伸ばしてみたり。

日常の中で
意識して動かしてみる。

変えてあげられるのも
自分しかいないのだ。

硬い足首。
不器用で要領が悪いけど
それでも頑張ってきた自分の性格と
なんだか似ている気がして
嫌いじゃない。


どのくらい変わるかな。
また一つ
楽しみが増えた。

今日も
足首をまわしてみる。





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