【読書スケッチノート】無意識がわかれば人生が変わる - 「現実」は4つのメンタルモデルからつくり出される 前野隆司 由佐美加子
こんにちは、なつです。
尊敬する方が読んでいる本は一通り読みたくなる癖がある私。今回も職場の先輩が読まれているのを拝見し、これはめちゃくちゃ面白そう、、!と飛びついた本書。本当に、面白かった!
スケッチノートでも書いている通り、4つのメンタルモデルについて紹介している本書。前野先生と由佐さんとの対談という形のおかげで理解が進み、自分自身のモデルについても考えやすくなります。
4つのメンタルモデルとは
その「生存適合OS」を動かすプログラムである「メンタルモデル」は4つに分類されると言います。この4つははっきりと「あなたはこのタイプです」と分類されるものではなく、誰もが全ての要素を持っており、それに濃淡があるとのこと。
「価値なしモデル(私には価値がない)」
「愛なしモデル(私は愛されない)」
「ひとりぼっちモデル(私はひとりぼっちだ)」
「欠陥欠損モデル(私には何かが決定的に欠けている)」
チェックシートもついていますが、これはあくまでも自己認識で出てくる結果のため、本来のものとは違う可能性もあるとのこと。ただ、それでも良いらしいのです。こういうところがあるかも、と思いながら自分を見つめて生きていく中で、最終的に気づくことがあるらしい。そういうものなのかぁ。
ちなみに、私は体感としては欠陥欠損>価値なし>>>愛なし、の3タイプがあるなと思います。ひとりぼっちだけは全然ピンとこなかったので、おそらく違うと思う。昔は価値なしの感覚の方が強かったけれど、今は欠陥欠損が強いと思う。
でも、チェックシートで試しに診断?してみたら、ひとりぼっち>欠陥欠損=愛なし>価値なし、という順番に…!なんだこれは、全然違うぞ!笑
誰かの役には立ちたい。そのために自分の能力を高めたい。(人の役に立てる自分でありたい)そうでなければ価値がないとまでは思っていないけれど、でも価値のある人にはなりたいって思うもんなぁ。そして確かに人間大好きだけど、同時に本当に面倒臭い生物だよなぁとも思う。どうなんだろう。この本を読んだ人と壁打ちさせてもらいたい気持ちです。本書でも「対話が大事」と明言されていました。誰かと話すと自己理解って深まりますよね。
自分を見つめ直す上でも、またより気楽な人間関係を築く上でも、とても示唆に富んだ本でした。とってもおすすめの1冊です。是非!
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