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すきなお酒は日本酒です。

こんにちは、なんじょうです。

突然ですが、私は大学生の頃はお酒はあまり好まず、飲み会に出たとしてもカシオレばかり飲んでるような人でした。

そんな私も社会に出ると、ありがたいことに飲みに誘っていただけることも増え、あまりおいしくないな、、と思いながら「とりあえずビール」をしているうちに、いつの間にかビールを美味しく感じるようになりました。

そんな中変化があったのは忘れもしない、営業から採用担当に異動したとき。環境が変われば飲みに行く人たちも代わり、たまたま近くに日本酒が好きな先輩方が多かったからでしょうか。いつの間にか日本酒大好き、な大人が出来上がっていました。

そんな私、実は年間の読書目標を立てています。

2018年から始めた「年に100冊の読書目標」を無事3年連続達成ができた去年。たくさん本を読んできたからこその学びがありました。身をもって体感したのは、本を読んでもそのままでは血肉にならないことがほとんどで、アウトプットせねば何も変わらない、ということ。

そんなことで去年1年は読書記録としてスケッチノートを描いていましたが、これも「まとめる」のが上手くなっただけで、これが自分の糧になっているかと思うと即答できない日々。中々もどかしい気持ちでいました。

改めて、自分ってなんのために本を読んでいるのだろう?と。そもそも幼い頃から本は好きだったので、ただ「読書」という行為が好きなだけという側面もありますが、やっぱり読むことによって何か自分の輪郭をはっきりさせていく過程が好きなんだと思う。

じゃあその輪郭をはっきりさせようと思った時に、「このテーマについて、自分には考えがあります」と言える分野を増やしていきたい、と考えました。キャリコンの資格を取った背景にあった、自分にはこの知見があると言えるだけの「確からしさ」を求めていた時と同じ感覚。今年は「学びのテーマ」を月に1つ決めて、取り組んでいこう!と思い至った1月。

と、すっかり前置きが長くなりましたが、そんなこんなで「自分に興味があるもの」を学びたい!ということで、記念すべき第1回は日本酒!になりました。

せっかく色々勉強したので、日本酒の蘊蓄を垂れたいー!という気持ちですが、学べば学ぶほど奥が深く、こういうのはやっぱりお酒を呑みながら語るに限るな、と思ったので、興味ある方は是非一緒に飲みにいきましょう。笑

なので今回は、3つだけ!

日本酒のマトリクスをイメージしてみよう。

これは元々知っていたマトリクスなのですが、日本酒の味わいは四象限で考えると、イメージがしやすくなります。香りが高いか低いか。味わいが華やかか、穏やかか。ちょっと図で見てみましょう。

日本酒を飲んだときに、「この日本酒はどの辺の味わいかしら?」と考えながら飲むと、自分の好みがわかるようになります。自分の好みが分かればこっちのもの!飲み屋に行ったときに「この辺が好き」と伝えられるようになるので、自分好みに日本酒に出会いやすくなります。

ちなみに、私はスッキリしていて、味わいが穏やかな方が好き。いわゆる淡麗なタイプの爽酒が好き。

特定名称酒の分類の仕方を見てみよう。

日本酒って「純米酒」とか「大吟醸」とか「特別吟醸」とか色々な区分があるっぽいけど、よくわからなくないですか?笑

私も全く詳しくなくて、とりあえず「吟醸がついたら美味しいんだ」くらいに整理していたのですが、それはあながち間違っていなかったことに気づきました。

吟醸とは「お米を40%削って丁寧に作っているお酒」のことを言います。お米をそれだけ削っているということは、雑味がなくなり、綺麗で飲みやすいお酒になるということです。ちなみに、「大吟醸」はもっと削っている、という意味。(50%以上削ると、大吟醸を名乗れるようになります)

とはいえ、削りすぎてしまうと、お米本来の旨味まで削ってしまうことになるので、削れば良いというわけでもありません。たくさんのお酒を飲んで、自分が好きな味わいを見つけていけるといいですね。

日本酒は熱燗で楽しんでみよう。

冷たい日本酒って、爽やかでおいしーって、なりますよね。でも日本酒の適温はお酒では非常に珍しく、幅が広い。5度〜55度まで、それぞれ5度ずつにその熱さに名前がついているほど、それぞれに素敵な味わい方があります。

熱燗て、苦手な方多いですよね。私も初めて飲んだ熱燗は、適当な居酒屋の安いお酒で、全く美味しいイメージがなかったのですが、美味しい熱燗に出会うと本当に印象が変わります。

色々勉強する中で面白かったのが、熱燗にすると、お酒が強く感じるので、1割くらい水で薄めて飲むのもあり、ということ。嘘でしょありなの、、と思い試してみたところ、これが本当に美味しくって飲みやすくってびっくり。熱燗苦手な方は、お家で試してみると、程よい温度や味わいに変えられるので、おすすめです!

さいごに。

色々とお伝えしましたが、あくまでもざっくり。日本酒は蘊蓄垂れるんじゃなくて、楽しみながら飲むのに限りますね。今は自粛して宅飲みしかしていないのですが、落ち着いたら外でたくさん飲みたいところです。日本酒お好きな方、初めて見たい方、フットワークだいぶ軽い方ですので、是非お声がけください!

それでは最後に、色々と文献を漁る中で特に勉強になった!参考文献の紹介です。

SAKETIMES

本当に素晴らしいサイト。。note内の画像も使わせていただきました!日本酒のことがとてもわかりやすく描かれているので、(そして美味しそうなお酒もたくさん発見できる)興味がある方は是非ご覧になってください!

ゼロから分かる!図解日本酒入門

日本酒の分類や作り方、飲み方まで、とても丁寧に描かれている一冊!正直この1冊だけで十分!と言えるくらいのわかりやすさでした。本当に素晴らしかった!

酒のほそ道 宗達流 日本酒入門

こちらは日本酒の歴史や蘊蓄など「日本酒を飲むのが楽しくなる」情報で盛りだくさん!いわゆる「飲む側」の視点で描かれている本なので、読んでいてとても楽しかったです。

それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!また来月も書けるかな、書けたらいいな。

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