家計簿が変えた人生
家計簿をつけている。
この家計簿だが、パートナーとの共通費の家計簿を僕が担当するようになって、約半年が経過する。
試行錯誤したものの、形が決まりつつあるので一安心とったところ。
このように家計簿をつける事を面倒臭がる人は多いが、どうやらハマっているようである。
サラリーマン時代の僕も面倒くさがっていた側で、フリーランスになったことで節約を余儀なくされ、ほぼ強制的に家計簿をつけるようになったのだが、これにハマっていくには段階が有ったように感じるので少し紹介したいのだ。
①自分の金融資産を把握する
②生活費を詳細まで把握する
③節約を始める
④貯金・投資を始める
⑤金融資産が貯まり出す
極々当たり前の順序なのだが、面白いのはこの順序に従うことで、家計簿をつけるのが「面白い!」と感じるようになることである。
各ステップで過去に僕がどう感じていたのかという事も書いておこうと思う。
ステップ①では、いかに自分が貯金ができないかという事を目の当たりにたことで、驚愕する。
しかし、まぁなんとかなるだろうぐらいの呑気な感じで、意識が変わるようなレベルではなかった。
ステップ②で家計簿をつけ始めるわけだが、ここは様々な事を調べるので自分の家計と優良家計との比較をする事で、自分の状況が見えてくる感覚があった。
仕事も相まってめちゃくちゃ忙しい状況だったが、発見の連続で面白いと感じ始めていた。
ステップ③で行動を始めるのだが、実際にはステップ②とステップ③はほぼ同じタイミングで行って、節約効果の恩恵を受けたかった。
このステップでは既に行動を起こしているため、だいぶ前のめりで家計簿をつけていた。
ステップ④で家計簿をつけ始めた効果を実感した。
明らかに貯金が増えていき、投資にまで資金を回せるようになったことで一種の達成感のようなものを味わうことができた。
ステップ⑤は単純だが数字が増えていく嬉しさがある。
今までは増減の波が激しかった波が、少しづつではあるが右肩上がりのグラフになっていく喜びがなんとも嬉しいのである。
このようにして僕は家計簿をつける事にハマっていったのである。
今まで面倒臭いと感じていたものが、面白いと感じる習慣になったのである。
思っていたよりも金融資産が貯まっていく感覚は癖になるものである。
そのために窮屈な生活をするつもりはないが、最悪の状況にも耐えられるような生活水準がわかっているので、そこの安心感もあるし、この生活を続けば金融資産が貯まって行くので未来も明るい。
金融資産をより早く貯めたいのなら稼ぐ手段はいくらだってあるし、自分で変調もできる。
人生の舵取りをしているのに等しい。
さながら家計簿をつける事は人生の航海術の入門書を得るようなものだ。
まずは貯金がいくらあるのかをよくよく見てみて欲しい。
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