皇居ランナーデビューを果たしました！［日記と短歌］24,10,21

足音の似たひとばかり焼き付いた走るあなたが薄れるにつれ／夏野ネコ

体力づくりや気晴らしも兼ねてぼちぼちジョギングをしている私なのですが、先日ついに皇居デビューを果たしました！

皇居、
いつの間にやらランナーの聖地的扱いになった場所ですが意外とその歴史は古くって、なんでも前回の東京オリンピック（1964年！）に遡るそうです。
でも体感的にはここ10年くらいでしょうか。特にメディアに取り上げられたりしてブームになったのは。

まぁいずれにせよ聖地です。ええもうオシャレなランナーから体育会系のガチランナーまで揃っているんだろうなー私みたいな半端者が行ってもいいのだろうかと不安ではありましたが、結果とても楽しかった、って話です。

まずコースが良いです。
桜田門から大手門を中心とした広々した直線に、竹橋から半蔵門にかけての緩やかなワインディング登り、そこから見晴らしの良いお堀端を桜田門まで快適に下って一周です。
一周5キロのちょうど良い距離にそこそこの変化と高低差と観光名所があって飽きないし何より信号がない！

そしてそんなにガチ勢ばかりでもなかった。
まぁ予想していた通りガチな人は果てしなくガチだし、おしゃれでキメている人も果てしなくオシャレでキメているけれど、なんのかんので母数が多いから大多数はごく普通の一般ランナーさんでした。ペースも服装もいたって普通、そして自由。

あとは思った以上にウォーキングの人がいて、楽しみ方は人それぞれ、って感じでほっこりします。おばあちゃんから少年まで、親子連れにカップルに外国人、と年齢も性別も人種も本当に多様でしたし。

ただ流行りにのっている人々みたいな感じの論調があるのも知ってはいますが、この自由な空気が東京のど真ん中にあるのは素敵です。走ればわかるよ、走れば。

なんか構えてしまっての肩透かしですが、いいんです。楽しかったので！
ともあれ皇居に私はその足跡を刻んだわけですよ、愛用のアディダスとともに。

と言いつつ、休日にしょっちゅう行くにはめんどいな、とも思います。
東京都内に用事がある休日の半日アクティビティ、くらいに考えるのがまぁ、首都圏在住の出張ジョガーとしてはちょうどいいのかな。