古いデジカメで写真を撮ってみようと思ったよ [日記と短歌]24,5,26
錆ついたほんの小さな窓だけど話をしたい世界すべてと/夏野ネコ
いま手元にリコーのGR Digitai Ⅱ というカメラがあって、職場の不用物掃除の際に出現し「いやもう使わんでしょ」の総意のもと私に漂着した中古のそれは随分と前のデジカメです。調べたら発売が2007年。ファインダーがわりの背面液晶がまぁまぁ傷ついているジャンク品なのだけど、バッテリーも、その他の機能も特に(いまのところ)問題ないみたいです。
スマホで手軽に写真が撮れて、撮ったらもう瞬間にシェアできる便利な時代だけれど、だからこそ写真を撮る動作というか、撮るに至る手順みたいなものに惹かれます。
いまさらフィルムカメラってわけにもいかないので、多少のめんどくささがあり、かつスマホの内蔵カメラとは違う味のある、ちょっとした個性みたいなトッピングにちょうど良さそうなGR。
そんな雰囲気が写真にあるとなんだか素敵に思えるから、このカメラで日々の写真を撮りながら、そうだね、歌でも添えてみようかと思い立ったのですよ。ほら、suiuとかかっこいいじゃないですか。
液晶の難は、撮りたい方に向かってパっとシャッターを押せばいい結果は撮ってから、みたいに割り切って、デジタルのくせにアナログチックで悪くない個性と捉えましょう。
じゃぁぼちぼち、撮っていきましょう。
ていうかね、やってみたかったんだよね!
写真&短歌のあの感じをさ!