見出し画像

【読書記録】ひとりビジネスの教科書 自宅起業でお金と自由を手に入れて成功する方法

こんばんは。今日も1日おつかれさまでした。
今日も数ある記事の中から選んでくださりありがとうございます。

今日も今日とて、アウトプット訓練のための読書記録です。
しかしみなさんはお役に立つことは忘れずに、綴っていければと思います。


概要

「ひとりビジネス」を応援している筆者の方が、概要紹介から具体的な実践方法を丁寧に教えてくださる本です。

ひとつ前にご紹介した書籍と比べると、筆者ご自身の話があまりないのも印象的でした。具体的なお話は、起業した方々の実例を紹介する形をとっています。

きっかけ

漠然と起業について興味を持ったことから。
表紙にあった「ひとりビジネス」「自由を手に入れる」という言葉が退職後の私にはしっくりきました。

こんな方におすすめ!

・起業を考えていて、具体的なアイディアや方法を知りたい方
・筆者の武勇伝ではなく、とにかく実践的なことを知りたい方
・頑張りたい気持ちを温かく、でもしっかり応援してほしい方
・副業等を始めたけど、基礎に立ち戻って考えたい方
・柔軟な考え方が好きな方
・直感的な考え方が好きな方

こんな方にはおすすめしないかも?

・起業に興味がない方
・起業についての基礎知識があるという自負がある方
・自己流で起業を行いたい方


全体像

「ひとりビジネス」とは、自宅で起業することで、
クライアントからの依頼に応える「受注型」とは対をなす、「提案型」ビジネスのこと、と定義されています。

ひとりビジネスのフェーズを5つに分け、自動化できるところまでをゴールと設定。そのゴールを目指すために章ごとに具体的に深堀する構成になっています。

▼ひとりビジネスの5つのフェーズ

  1. 迷いの状態

  2. テーマを決める

  3. コンテンツ作り

  4. 集客・販売する

  5. 自動化する

1.迷いの状態から2.テーマを決めるまでを、第1章
3.コンテンツ作りを第2章
4.集客・販売するを第3章、第4章
5.自動化するを第5章
で説明されています。

第6章、第7章は「ひとりビジネス」を継続していくうえでの大事なマインドセットが書かれています。

要約

以下からは、自分メモ的な要素も交えた要約です。

【序章】「ひとりビジネス」とは

世界的に「ひとりビジネス」の時代に、コロナ禍で定着したリモートワークも後押しする要因に。

筆者が勧める理由は
①やりたい仕事は変わるから
②人間関係に悩まされなくてすむから

「○○したら、やる」は失敗しがち。お金、人脈、知識は走りながらでOK!
自分のワクワク感を大事にビジネスの苗を育てる

【第1章】コンセプト

■自分自身のコアメッセージ(キャッチフレーズ)を作る
「誰に×何を×どのようにして=状態AがBになる」

▼チェックポイント
・自分にとってワクワク感がある
・実現のために休日に仕事をしてもいい
・無償で人を助けることもできる
 ⇒すべてに即答できるなら本物!

■「ビビサク」で行動!
ビビっと感じたら、サクッと行動する。
反対に迷ったらやらない。

■「さわズー」も大事
爽やかな図々しさ、笑顔でゴリ押しで「買ってください!」

【第2章】コンテンツ作り

■商品について
・お客さんが満足できればオリジナルにこだわる必要はない
大切なのは人の役に立つかどうか
オリジナルにこだわるとスタートがどんどん遅れる、仕入れて売ってみるでもOK!

・購買率アップのために商品は複数必要
制作者・形態・販売場所・販売方法の組み合わせでバリエーションを増やす
さらに組み合わせる・分割する・深堀する、で充実させる

■値付けについて
・「松竹梅」で選択の余地を出す
行動経済学「極端の回避性」:中間の価格帯が選ばれやすい

・売れなくてもOKの精神で「高額商品」を作る
「どうせこのくらいの価値」という自分自身のお金に対する心のブロックをはずす

・はじめに無料にしてしまうのはおすすめしない
なんでもかんでもクレクレに悩まされる、はじめから金額はつける。

■「逆ピラミッド」でビジネス設計図を作る
商品ラインナップをリスト化して書き出す

■定期的にアップデートする
機能価値、付加価値、心理価値 足りない部分を補う

【第3章】自分メディア

集客・販売に必要。パーソナルブランディングとしての側面もある。
①~③を用意。価値ある情報を発信することが大切

①基本3点セット(HP/ブログ/メルマガ)…ストック型
・HP:ベースキャンプ
独自ドメインがおすすめ、ネットショップ機能を持たせる
代表的な作成サービス:Jimdo、Wix、Word Press、BASE
グーグルアナリティクスで分析:セッション数、ユーザー数、PV数
 ⇒トラッキングコードを設置する必要あり

・ブログ:蓄積メディア
SNSの起点になる自分メディア、目標読者は1,000人
代表的な作成サービス:アメーバブログ、はてなブログ、note、Word Press

・メルマガ:攻めメディア
到達率が高い、自動配信の機能性などの観点から有料サービスがおすすめ
代表的な配信スタンド:マイスピー、オレンジメール、オートビズ、アスメル

・番外編:アフィリエイトについて
成功報酬型の広告。訪問者がクリックしたり購入することで報酬を得る。
ASPを利用、おすすめはエーハチネット(A8.net)

②SNS…フロー型
告知宣伝メディア
商品・サービスに合うもの優先でOK、ブログへの入り口にする

③動画
訴求力ある集客メディア
長さは1~3分。短い動画をたくさんアップした方が効果的。
Youtubeだけでなく、インスタグラムやLINEも候補としてあり。
情報商材にはウェビナーという選択肢も。

■番外編:オンラインサロンについて
固定ファンを大切にしたい人はチャレンジ!
手軽に始めるならFacebookがおすすめ、DMMのプラットフォームも。


【第4章】集客・販売 ネットとリアル

■集客する
・最強の集客は紹介
さわズー発動、まずは友だちの5人からスタート
真心でしっかりフォローして、紹介を広げてもらい着実にお客さんを増やす

・新規開拓はキーパーソンに依頼
 ▼キーパーソンの条件
 ・本を出版している(ファンがいる)
 ・メルマガの発行部数が多い
 ・相性が良く信頼関係を築ける
紹介してもらう時の「ひな型」を用意しておく

・異業種+同業種コラボ
すでに成果を出している人と組む
異業種:新たな化学反応を起こして新たなファンを獲得
同業種:ライバルではなく一緒に成長する仲間と見る

・口コミの力
別名バイラル・マーケティング
オンライン、オフラインで威力を発揮する、口コミが発生するシステムが大事

・キャッチコピーの力
「そうだ 京都、行こう。」
記憶に残るコピーでビジネスを加速させる

・ターゲットを絞る
絞れば絞るほど売れる、メッセージが鮮烈になり心に刺さる

・番外編:こくちーずプロ
集客支援サービス、無料なのに至れり尽くせりでおすすめ

■販売する
・割引サービスで購買意欲を駆り立てる
○○割、「今だけ!」
不当な表示にならない範囲で(景品表示法、特定商取引法)

・3つの「セル」
クロスセル:ごいっしょにポテトもいかがですか?
アップセル:よりグレードの高い商品もございます
ダウンセル:もっと安い商品もございます

・クロージング(=売買取引を完了させること)
対面>電話>メール>Web
稼ぐ営業はいちばん人に会っている

・リピート客を大切に
新規顧客獲得コストはリピートの5~10倍、既存客のフォローアップが大事
メルマガがおすすめ、新商品・割引・特典などを配信
想定したシナリオにもとづいて連続で配信するステップメールも活用

・メアドは財産
アクティブなメアドを2万件持っていたら食べていける、
シートでしっかり管理する

【第5章】自動化

広告を出せば売上は伸びる、売上伸長は自動化の下地 

■広告の選択肢
・Facebook
費用目安は1日1,000円程度から(安すぎると効果薄)
月額予算を決めてプロに依頼する
・LINE
低価格の商品・サービス向き

■自動化の仕組みを作る
「ラクをして稼ぐ=悪ではない」が自動化のスタート地点
自動化によってさらなる社会貢献への余剰時間とエネルギーを生む

・基礎編
自分メディア
オプト・イン用ランディングページ(メアドと配信の承認を得る)
⇒ステップメール
⇒クロージング

・応用編
自分メディア
ウェビナー用ランディングページ(公開スケジュールを選択してもらう)
⇒ステップメール
⇒クロージング

■お金のこと
お金関連の事務作業は午前中を習慣化、頭がクリアな状態で行う
自身で常に収支を把握する、会計ソフトで帳簿を毎日つける習慣を
専用口座・クレジットカード:プライベートの財布とは区別する

■法人化について
焦る必要はない
コンスタントに年間の純利益(年商ではない)が700~800万を超えるまでは法人化しなくてOK
専用オフィスや人を雇うのも利益が潤沢に出るようになってから

【第6章】コミュニティ

■チームづくり
「ひとりビジネス」はひとりでやらない、スペシャリストが集まってジェネラリストに
チームメンバーは自分+8、上下関係ではなく応援し合う自由な仲間
 ▼メンバーにふさわしいか
 必要条件:応援し合える仲間
 十分条件:気軽に連絡相談できる仲間

・8つのマスに8つの分野でサポートを依頼できる人を入れていく
・チームに名前を着けて結束力を生む
・人生のステージを上げるにはつき合う人を変えるのが一番簡単
・一番大切な経営資源は「人」。同じ時間・同じ場所を習慣に勉強会を行いチームを活性化する
・チームメンバーやお客さんの「呼び名」は大事。距離を縮める努力を。

■コミュニティづくり
①自分の家族をファンにする
②5人をファンにする
③8人を大ファンにする
④8人を大ファンをさらに大きく増やしていく
目標は2万人(=アクティブなメアド)

・「身近な人を大切に!身近な人から幸せに!」が合言葉
・ネット(クローズドSNS)とリアル(対面)でコミュニティを成長させる

■チームづくりもコミュニティづくりも、ファンづくり!
 自分がファンひとりひとりを愛し、応援する

【第7章】これでもう悩まない

自分軸のためにミッションビジョンを決める

■ミッション
「使命」自分の生命エネルギーをどこに使うか決めること
 ▼見つけるための質問
 ①この人生で何をすることを求められているのか?
 ②私を本当に必要としている人は誰か?そしてどこにいるのか?
 ③その誰かや何かのために、私ができることは?
⇒言語化する「ミッション・ステートメント」

■ビジョン
「志」自分と自分以外の命の輝きのために成し遂げたい目標、理想とする世界
 ▼見つけるための質問
 ①(なんの制約もなければ)どんなふうに暮らしたい?
 ②(なんの制約もなければ)どんなことをしたい?
⇒ビジュアル化する「ビジョン・マップ」

■ブレていると感じたら「なぜやるのか?」でミッションやビジョンに立ち戻る
 ▼チェックポイント
 ・聞いた人の記憶に残っているか?
 ・聞いた人が他人に伝えたくなったか?
 ・自分が全身にパワーがみなぎるような状態になるならホンモノ!

■アウトプットしよう!
ミッション・ビジョンは絶対のものではない、ブラッシュアップしていけばOK!
未完成でもいいからまず発信する!

所感

・大事に思ったこと
自分にとって、いま「起業」という話題がホットで、起業ついての本を複数読んでいるのですが(また追ってまとめたいと思います!)
みなさん口をそろえて「コンセプト」の大切さを伝えてくださっていると感じます。本書だと、第1章、第7章の内容が一番大切だと思いました。
自分だけでなく人の心までを震わせ、ファンにしていける起業家を目指して、まずはミッションとビジョンを確立させたいと思います。

・みなさんに聞いてみたいこと
プライベートな自分とビジネスの自分のアカウントや名前の分け方ってみなさんどうしているのでしょうか?
起業より先に、個人としてのアカウントでリアルなコミュニティの知人とつながることが多いかと思うのですが、何かを始めるときにそのアカウント(=人格やつながり)のまま始めるのか、まったくの別の存在としてアカウントを作るのか…
現在わたしはなんとなくリンクしてたり、してなかったり…なので地味にみなさんがどんな感じなのか気になるポイントです。

=============================

今回はこれで以上です!

それでは今日もおつかれさまでした。
明日も自分を大切に、元気に過ごしましょう!


こちらもよろしければご参考ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?