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人の話を聴く。は武器になる


こんばんは。
ナツミ(@natsumi_smile)です。

【傾聴】という言葉を、よく耳にするようになりました。

人の話を熱心によく聞くこと。
「聴」という漢字には「耳」と「目」と「心」が入っていますが、それら全てを傾けて、真摯な姿勢で相手の話を聴きましょう。というものです。

こんな言葉がよく使われるようになった。
それくらい、人は自分の話を聴いて欲しいと願い、聞いてもらえていないと感じているのだなと思います。


聴いてもらえなかったことは覚えているけれど、聴いていなかったことは忘れている

あの人は話を聴いてくれない。

そんなふうにいう人に限って、自分が人の話を聴かなかったことは覚えていないもの。

自分の話を聴いてもらえないことに意識が向いてしまっているからだと思います。

他人は自分の鏡とよく言いますが、話を聴いてくれない人は、話を聴いてもらえないもの。

話を聴いてほしいな、と感じたら、まずは自分が人の話を聴けているか、振り返る機会にしてみてはいかがでしょうか?


人の話を聴けないのは何でだろう

話を聴けない人は、多くの場合2種類に分かれているのかなと感じます。

・人の話を遮ってしまう
・聴いているようでいて頭に入っていない

さらに、人の話を遮ってしまうときには、

・(そのとき思いついた)自分の話を話したくてしかたない
・相手の話の結論を予測してコシを折ってしまう

が多いのではないでしょうか。

どちらにしても、話したいという自分の感情が優先されてしまうことが原因。しかも、悪いことに無意識。

自分の話を聴いてほしい気持ちはとてもわかるのですが、ちょっとだけ冷静になって、話を遮られる相手の気持ちを考えたいところです。


話を聴いてもらいたい気持ちを、もう少し深掘りして考えてみると

・普段から話を聴いてもらえていないから、話したい気持ちを我慢できない
  →普段から聴いてもらえる環境なら、聴いてもらえるときまで待って
   話すクセがついているはず
・他人からだけじゃなく、自分も自分の話を聴いていない
  →自分が自分の話(思考や考え、感情)をちゃんと聴けて認めてあげて
   いたら、すぐに他人に承認してもらえなくても、待てるはず

と言うことが考えられるのではないかと思います。


特に大切だと思うのは2つめの「自分で自分の話を聴く」こと。

わたし自身、話を聴いてもらいたい気持ちが強い人間ですが、それは承認欲求の強さの現れだと感じています。
他人からの承認を求める前に、まず自分で自分を承認してあげることで、承認欲求は満たされていきます。

心に余裕がある人は他人の話をよく聴けると言いますが、心に余裕がある人は自分で自分を承認できる(満たせる)から余裕があるのだと思います。

話を聴いてほしい、という自分の気持ちに気づいたら、承認欲求が高まっているのかも。

他人の力を借りなくても、自分で自分を満たせるようになれれば、こんなに良いことはないですよね。

まずは自分で自分の話をちゃんと聴くことから始めてみるのはいかがでしょうか。



聴いてほしい人が多いから、人の話を聴けることが武器になる

話を聴いてほしいということは、承認してほしいということ。

話を聴くのが上手ということは、承認するのが上手ということ。

話を聴いてほしいのに聴いてもらえないと感じる人が多いなら、聴くのが上手な人が好かれるのは当たり前の流れ。

ということは、人の話を聴けるということは、立派な強みになりますね。

話を聴く・聴かないという行為は、無意識のうちにやっていることが多いもの。
無意識でやっていたものを意識して行うと、毎日がかなり変わっていきます。

とはいえ、我慢して人の話を聴いてしまうと、結局は自分も人に話を聴いてほしい!ということになりかねないので、逆効果です。

無理のない自然な形で人の話を聴けるようになるためには、まず自分を満たすところから。

一見遠回りなようですが、結局は自分も他人もしあわせにするためには、まず自分がしあわせになるしかないんです。

自分の話を聴いて、他人の話も聴けるようになる。

きっとそれがいつか、自分の強みになる。

そう思います。


#ナツミnote 【Day177】
自分の声に耳を傾けることで、自分を大切にしよう。そんなnoteを、ほぼ毎日書いています。書いたのにアップし忘れて、noteが数えてくれる連続更新記録のカウントが途切れたので、「ほぼ毎日」。たまにエッセイ。

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