自分を客観的に見るコツ 【リフレーミングが本当にオススメ】
こんにちは、ナツミ(@natsumi_smile)です。
#note1000knock、13日めの今日は「自分を客観視する方法」について、少し詳しく。
わたしは【自分を大切にする】をテーマにnoteを毎日書いています。
(マガジンはこちら)
昨日は「毎日、自分を「真ん中」にリセットしなおすことが、実はとても大切だと思う」でした。
〜まとめ〜
1.感情を見ないフリをするのではなく、客観的に見ることが大切
2.客観視するときは、自分を責めないで認めてあげる。
3.できれば「次に同じことが起きたときに、やることを決める」
4.毎日、自分の感情を「真ん中」にリセットして、キャッシュをクリアしよう
今日は、「自分を客観的に見る方法。リフレーミングがオススメ」について書きます。
1.自分を客観視するステップ
昨日の投稿に書いた自分を客観視する方法について、もう少し詳しく書いてみます。
(1)自分の感情を受け入れて認める
人に嫉妬してる自分ダメだなぁとか、怒るなんて大人気ないとか
自分の感情を否定することは絶対に考えないようにしましょう。
自分も人間だからネガティブな気持ちになって当たり前。
むしろ、嫉妬するということは自分の中にこだわりがあるという
こと、怒るということは怒るくらい思入れがあるということ。
そんな感情になるまで頑張ったりこだわったということを褒めて
あげてもいいくらいです。
自分がそのときにできるだけのことをした、と認めてあげましょう。
ネガティブな感情を感じることが問題なのではなく、その感情に
流されてネガティブな行動をしてしまうことが問題なのです。
(2)自分に質問する
「どうしてそういう感情になったの?」
「その感情を感じて、自分に対してどう思った?」
「相手はどうしてそんな行動を取ったんだろう?」
など、自分に対して質問して、整理します。
この質問しているときに、だんだんと自分のことを客観的に
見られるようになってきます。とても大切な作業なので、後
ほどもう少し触れたいと思います。
(3)(2)を書き出してみる
(2)を考えながらノートなどに書き出してみましょう。
書き出すことで頭がさらに整理され、また後から振り返るの
に有効です。
そのノートは、あなたの感情や成長を記した宝物にもなります。
(4)次に同じことが起きたとき、どうするかを決める
もう同じ感情に振り回されたくはないですよね。
次に同じことが起きたときの自分の行動を決めておけば、
焦らずに対応できます。
次にその決めた行動をしてもうまくいかない場合もあります。
そのときはまた次の行動を考えればいいだけです。
2.感情を客観視するための自分への質問例
あくまでも例ですが、質問例を少しあげておきます。
全てではないですが、自分の状況によって全部は当てはまらないと思いますし、参考にしていただけたら幸いです。
「どうしてそういう感情になったの?」
「その感情を感じて、自分に対してどう思った?」
「自分は本当はどうしたかった? それはなぜ?」
「タイミングや状況が違ったらどうだった?」
「今回の感情をポジティブ(ネガティブ)に解釈するとしたら?」
「尊敬するあの人なら、どうしただろう?」
「未来の自分は、今の自分を見てどう思う?」
(相手がある場合)
「相手はどうしてそんな行動を取ったんだろう?」
「自分のためを思ってしてくれていたとしたら、どう思う?」
「自分が相手ならどういう行動をしていた?」
「本当は、相手にどういう行動をしてほしかった?」
(最後に)
「あのとき、自分にできたことはある?あるとしたら、なんだろう?」
「次に同じことが起きたら、どうする?」
3.「リフレーミング」を癖づけることがオススメです!
質問の中で、「今回の感情をポジティブ(ネガティブ)に解釈するとしたら?」というのがありますが、これはリフレーミングと言われる手法です。
リフレーミング(reframing)とは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。
同じ物事でも、人によって見方や感じ方が異なり、ある角度で見たら長所になり、また短所にもなる。例えば、試験で残り時間が15分あった場合、悲観的に考えた場合は「もう15分しかない」と思えるし、また楽観的に考えた場合は「まだ15分もある」と思える。
〜Wikipediaより〜
世の中には、ポジティブな「メガネ」とネガティブな「メガネ」、立場や状況の違う「メガネ」、世代の違う「メガネ」、いろんな「メガネ」をかけている人がいます。
たとえば、最近流行の「多動」な人は、昔の人の「メガネ」でみると、ひとつのことに腰を据えない落ち着きがない人に見えるのではないでしょうか。
本当に一例ですが、ネガティブと捉えられがちな言葉を、ポジティブにリフレーミングしてみると・・・
優柔不断 ⇄ 慎重
強引 ⇄ 決断力がある
あわてんぼう ⇄ 即行動
甘えん坊 ⇄ 愛嬌がある
こんなふうに、見方を変えるのがリフレーミングです。
時代や背景や立場が変われば、自分の「メガネ」も変わるもの。
そのことを理解しているだけでも十分ですが、いくつかの「メガネ」を意識的に掛け替えられるようになると、ひとつの「メガネ」にとらわれなくなります。
注意すべきことは、リフレーミングは「自分に都合の良い解釈をすること」ではないということ。物事にはいくつもの見方・解釈があることを理解し、自分だけの「メガネ」に拘らず、フラットな視点に立つスキルだと思います。
そのことが腹に落ちて理解できると、自分の感じた感情がたとえネガティブなものだったとしても、良い解釈ができたり、そこからヒントがもらえるようになると思います。
たとえば、誰かに嫉妬してしまった場合。
「ああ、あの人ばかり上司に可愛がられてずるいなぁ。」と思ったとしましょう。「でも嫉妬する自分もイヤだなぁ」と思いますよね。
試しにリフレーミングしてみると・・・
「嫉妬を感じるということは、自分もそうなりたいのかも?」
→ 嫉妬は、自分でも知らなかった、なりたい自分を知るヒントになる
「嫉妬を感じるということは、自分はもっとすごいのにと思ってるのかも」
→ 嫉妬は、自分の自信の表れでもある
「嫉妬を感じるということは、彼女をライバル視しているのかも?」
→ 嫉妬は、競争心の一部でもある
というように、私なら考えます。(他の「メガネ」もあると思います!)
リフレーミングは、自分だけの「メガネ」にとらわれることなく、客観的に自分を見るための助けになるスキルだと思います。
ぜひ、やってみてください!
【#note1000knock】は、札幌メモ魔会の一部メンバーでトライする「noteを30日間毎日書こう!というチャレンジです。【#note1000knock】のタグで他のメンバーのnoteも読んでみてください!^_^