遺書No.824 食料難について考える②
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2006.10.13
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サザエさんに登場するアナゴくんが、
実は27歳の設定な件。
俺より年下かよっ!!!!Σ(・Д・|||
こんばんわ、みーくんです。
現在、世界中で約8億人もの人々が、
食糧難で苦しんでいるという・・・。
そんな中で食べ物の好き嫌いを主張し、
また偏食をするという行為は、
一般的には非常に贅沢な行為だという意見がある。
しかし、はたしてそう一概に言えるものだろうか?
確かに、飢餓で苦しんでいる人の事を考えると、
「椎茸は嫌いだから」などと言って食べずにそのまま捨てる行為は、
人間性を疑われても仕方のない行為なのかもしれない。
だが、よく考えてみて欲しい。
食欲というのものは、人間の原始的な、
そして最も本能的な欲求である。
だからといって、
食べられるものなら何でもいいという姿勢は、
あまりにも動物的すぎるのではないだろうか?
「食べる」という行為に、
より特別な価値や楽しみを見出せるのが、
他の動物にはない、
人間の特色・特権なのではないだろうか。
かの海原雄山も 、
『美食』 を一つの文化として認めている。
自らが口にする食べ物ひとつひとつにこだわりを持つ事は、決して悪い事だとは言えないのである。
そんな訳で俺は、食文化の発展の為にも、常日頃からキノコ類を食べないようにしている。
シイタケ、シメジ、マイタケ、エノキダケ、
エリンギ、ワライダケ、マジックマッシュルームなど、世の中には様々なキノコが存在するが、
椎茸に限っては特に注意して食べないようにしている。
繊細すぎる俺の味覚には、
キノコ類が合わないという背景もあるかも知れない。
いずれにしろ松茸やトリュフに至っては、
自分で買った事すらない。
さて、そんな椎茸ではあるが、
特に「ヘルシー」等の詐欺的商法の浸透の為か、
女性には意外にも中々の人気を保持しているに思う。
俺が椎茸はなるべく食べないと言うと、
「えーっ!うそー!やだー!超信じらんなーい!」
という反応が返ってくる事も珍しくはない。
この事から、俺が椎茸を食べないという背景には、
「男だから」という生物学的根拠が隠されているかも知れない。
「椎茸の好き嫌い」と「性別」に因果関係を見出したのは、世間広しといえども俺のほか百万人くらいのものだろう。
近々、飲み会で発表するつもりである・・・。
だが、前職の営業時代、
断ることの出来ない接待の席で、
松茸の土瓶蒸し
を口にする機会があった。
普段ならもちろん食べないようにしているキノコ類だが、接待の席ではそういう訳にもいかない。
大人の世界の不条理さを嘆きつつ、
俺は我慢に我慢を重ねて、
後輩の分までペロリと食べ尽くしたあげく、
残してはいけないと思い、
テーブルに残されている松茸を見つけては、
全て胃の中に運びこんだ。
いろんな意味で、忘れがたい想い出である。
さて、このように俺は、
キノコを全く食べないという訳でもない。
時と場合、そして種類と値段によっては口にする事もある。
俺がかろうじて食べられるキノコは、
以下の数種類だけだ。
1. 味噌汁に入っているなめこ
2. 世間一般で高級だと思われているキノコ
3. スーパーマリオに出てくるキノコ
4. きのこの山
(※しかし、本当は「きのこの山」よりも「たけのこの里」の方が好きである。)