【デザイナーのひとりごと157】シマドジョウは隠れ、白雲母は剥がれる
昨日、新しく家族として迎え入れた「シマドジョウ」ちゃんが、砂利に潜ってしまったのか、生存確認ができずに途方に暮れていた私ですが、今朝無事にその姿を確認することができました!その後見たらまた跡形もなく消えていたけれども・・・1日の8割弱を砂利の中で過ごすつもりか〜〜〜!?
もっとその可愛らしいフォルムをよく見せてよ!
こうやって並ぶと、天下のマドジョウことどじょたんって本当に貫禄がある。体がめっちゃムチムチしているし、四方八方に伸びたお髭もめっちゃ立派ですし(シマドジョウちゃんはお髭が控えめで、これはこれで可愛いけれども)。
この後またすぐ砂利に潜ってしまっていた。よく見ると頭だけ出してた。めっちゃ可愛いけれども、この後ドジョタンと金魚ズに死ぬほど突かれてた。微動だにしていなかったけれども・・・今後もずっと砂利の中で過ごすつもりなのだろうか。身体能力は高そうですし、もうちょっと地上で過ごしてくれたっていいのになあ・・・。
白雲母を手に入れた
さて、昨日の帰り道、大原野にある「高田クリスタルミュージアム」に立ち寄ることができたのですが、そこに併設されているカフェでも鉱石を購入することができるようだったので、色々みていて、気になったものを購入することにしました。ブラジル産の白雲母というらしい・・・なんだか綺麗!
ちなみに、このミュージアムの館長さんは鉱石のコレクターで、世界中の鉱石に非常に詳しい有識者です。
この白雲母を購入するときにも、「カッターナイフで上手くやれば薄くめくれるよ」と教えていただきました。め、めくれるとは・・・?「全然詳しくないけれど、鉱石はなんとなく好き」という気持ちだけで購入してしまいましたが、その性質はなんだか奥が深いようです。
こんな感じ。確かに、側面あたりをよく見ると、細かい層になっていることが分かります。
表面を指でなぞってみると、まるでかさぶたのように剥がれかけている箇所を発見。あれ?これは・・・「めくれる」のでは?もう半分くらいめくれている状態だったので、指で丁寧に剥がしてみることに。
剥がれました。本当にめくれた・・・!!かなり綺麗にいけました。
しかし、この白雲母という鉱石、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。
どうやら、「雲母」という鉱石自体が剥がれやすい性質を持っているようで、「白雲母」「黒雲母」などの種類があるようです。
雲母には薄くはがれやすい性質があり、『千枚はがし』とも呼ばれています。雲母の結晶構造はサンドイッチのような層状になっています。層と層をつなぐ力が弱いのが、はがれやすい原因です。
白雲母は透明で、熱を伝えにくく、電気も流しにくいので、ストーブの窓やアイロンの内部に使用されています。その他、絹雲母と呼ばれる非常に細粒な白雲母が、塗料や化粧品に利用されています。白雲母の英語名はモスコバイト(Muscovite)です。かつて、ウラル産の白雲母がモスクワ経由でヨーロッパに入ってきたのが名前の由来です。
こちらにも解説を発見。
う〜ん、なるほど・・・気軽に購入してしまったけれど、鉱石って用途は様々ですし、性質も個性が色々あるのですね。とりあえず、雲母は熱を通しにくく、電気も通しにくい素材のようです。人間の英知はこうした自然の化学から生まれているのでしょうね。もっと理科を学んでおくべきでしたね・・・。
せっかく購入したので、たまに眺めてみて、我慢できなくなったら、また「めくって」みようかと思います!
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