安静時痛を炎症と決めつけてはいけない話〜肩関節疾患の理学療法介入 Vol.5〜
こんにちは、運動器認定理学療法士のTakuです!
今回は、安静時痛を炎症と決めつけるな!という内容です。自分が経験した興味深い事例を通して解説します。
肩関節疾患の診断名をもって運動療法が処方された患者を初期評価する際、問診は重要な評価項目です。その主訴は痛みであることは多く、痛みの増悪因子や軽減因子、時間的な変化など聞き取ります。
そんな時、安静時痛があると「炎症」と解釈してまずは安静と判断することはあるのではないでしょうか。確かにその場合は多いのですが、決めつけるに