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1,000円の使い方

先日、″私宛に”1,000円の臨時収入をいただいた。
要は「お小遣い」だ♡
「これでカフェでもしてね~♪」と言われて手渡された瞬間から、私の思考は動き始めた。

「これは働いて稼いだお金じゃない。ということは家計に入れなくていい。完全に私のお小遣いだ。この1,000円を有意義に使いたい!」

それから、事ある毎に頭の中でチラつく「私の1,000円」

我が家は別に家計にシビアという訳ではない。夫も、家計を管理してるのが私だから、別に好きに使えば?という感じ。妻小遣いを設定したのも私。(爆買い防止のためw)
今回の場合、「あの1,000円をこういう風に使った」というものが欲しいのだ。

さて、何に使おう?

【案①】カフェに行って珈琲とスイーツを頼み、有意義な時間を過ごす。
【案②】1,000円以内に収まる本を買う(文庫本や本特集の雑誌)
【案③】財布に入っている娘からプレゼントしてもらった図書カード500円分と今月の妻小遣いも追加して、今欲しい単行本を買う。

考えた結果、家に買ったばかりの珈琲豆があるし、今読み途中の本は朝井リョウさんの『そして誰もゆとらなくなった』だから、外では読めない!面白過ぎて急に吹き出してしまう危険性がある!

案①は消えた。

案②と案③が決められず、久しぶりに「本を買う目的」で近所の本屋さんへ。
入店した瞬間、好きな文庫本シリーズの続編が発売されていて、私を惑わした… 他にも好きな作家さんの新刊サイン本が置かれてあったり、誘惑が半端ない! 
これは…困った…
宝の山の店内をぐるぐる見て回り、それと同時に案①にするか案②にするかも考え、脳内パニック。

悩んだ結果【案③】で読みたいと思っていた青山美智子さんの最新刊『人魚が逃げた』を購入!

ありがとう1,000円。ありがとう娘からの図書カード。
おかげさまで妻小遣いは260円の出費で済んだよ。(ここだけシビアw)
大変有意義な買い物ができた☺


たかが1,000円。されど1,000円。
1,000円ひとつで、こんなにもワクワクできるなんて。
いい経験をさせてもらったな。
結果的に1,000円では収まらなかったけどw


明日私は人間ドックを受ける。
外で朝井リョウさんの「ゆとりシリーズ」はダメだ。
張り詰めた空気と私のニヤケ顔は不釣り合いだ。
待ち時間は今日買った「人魚が逃げた」を読むことにしよう。


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