再掲【詩】「May」

いつから決めていたのだろう
今　静かに消えようとする想い

虚しさが増える
思い出がキレイすぎて

このもどかしさで僕は日々を過ごすのか
哀しいけどもうもがく術はない

いつから分かっていたのだろう
ただ　確かに薄れていくこの想い

涙を流した　眠れない夜を重ねた
呆れるぐらいにあなただけを求めた日々

叶わないものにこそ身を焦がす
その悪い癖はずっと変わってなかった

晴れた日が続いてゆっくり乾いていった
そして今になって知るこの渇き

いつから気付いていたのだろう
もう　静かに褪せていくこの想い

あなたの微笑を眩しく見つめるだろう
僕も笑い返せるだろう
それだけの時間が過ぎた

失くそうとしてるのは僕自身への想い
哀しいけど取り戻す術はない