怒ると叱るの違い
こんにちは、すずめです。
皆さん普段子どもや仕事仲間相手に「怒る」とか「叱る」とかしてますか?
よく「怒るのではなく叱るのほうがいい」と言われますよね。
怒ると叱るの違いって何でしょう。
そして、怒るのってよくないんでしょうか。
私は「怒る=感情的、叱る=冷静」「怒るのはいいけど相手をねじ伏せようとするのはよくない」がピンときます。
だって人間だれしも怒りは感情として持ってるじゃないですか。
それを腹のうちに押さえたとして、怒りのエネルギーってどこに向かうんですかね。
たぶん不満や愚痴、ストレスになるんじゃないですか?
少なくとも私はそうです。
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なぜこんな話をしたかと言うと、今日、娘に怒ったんです。
娘は小食かつ偏食で、作っても食べないことがあるんですが(というか食べない方が多い)。
普段は「子どもだし、この子なりの体調もあるし」と無理には食べさせません。
でも今日はなんだか許せなくて。
自分が手間と時間をかけて生み出した料理がムダになったと思うと悲しくて、こう言いました。
「作ってもどうせ食べないんだから、もう食べなくていい!」
あーあ。言っちゃった。
と思うわけです。
このまま私が自己嫌悪モードに入って娘と距離を置く日もあるんですが、今日は「だって私悲しかったし」とあまり落ち込まず。
娘は鼻水垂らしてわんわん泣きます。
私に背を向けて。
私は深呼吸してから何も言わずぎゅっとして、娘の背中をトントンと叩きつつ「もう怒ってないよ」と伝えました。
「ほんとはハムのパンが食べたかったんだよね。それは分かってる。でもママ悲しかった」とも。
すると娘は「悲しくさせてごめんなさい」と言ったんです。
ご飯を食べなかったことを謝るのではなく、私を悲しませたことを謝りました。
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ということがあり。
今まで模範的だと盲信して「怒るより叱ろう」と思っていました。
もちろん、それが悪いわけじゃありません。
でも、怒ることは感情を表に出すこと。
感情表現です。
怒りに任せて相手を傷つける言葉を使ったり、人格を否定したりしなければ、感情をぶつけるのも悪いことではないなと思いました。
たとえば私がイライラした様子で「ご飯がもったいないよ。残さず食べようね」と言っていたら、娘は「食べないとママに怒られそう」と思っていたかも。
私(=ママ)の怒りを鎮めようと謝ったのではなく、自分の行いが相手を悲しませたことを謝ったのが印象的でした。
シチュエーションや相手との関係、距離感にもよりますけどね。
……とかいいつつ、今回もきっとたまたま。
そんなもんだよねぇ育児って。
でも、相手の心をいちばん動かすのは本心だったりすることも覚えておきたいです。
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ついでに言うと、私は対面での感情表現が苦手です。
コミュニケーション苦手だからテキストが好き。
テキストに感情を乗せるのも難しいですね。
今年もひと月終わろうとしています。
みなさん目標に向けてなにか行動できましたか?
時間の流れは速いですねぇ。
ではまた!読んでくださった方ありがとうございました!