どうしたらいいのか　わからない

　あぁ　それが　いいこと　なんだ

　あぁ　それが　正しいことなんだ

　あぁ　それが　だめなことなんだ

　あぁ　それが　悪いこと　なんだ

　わたしには　わからない

　まわりを　見て

　話しを　聞いて

　何となく　読み

　経験を　重ねて

　ようやく　わたしにも

　ほんの　少しだけ

　きっと　そうだと

　思える　ことも　ある

　それでも　やっぱり

　だめだ　だめなんだ

　わたしには　わからない

　もう　どうしたら　いいのか

　なんにも　わからない

　わたしが　思う

　こうしたら　いいのでは
　
　わたしが　感じる

　こうしたら　いいのでは

　そんな　くだらないこと

　そんな　つまらないこと

　それでも　わたしが

　思うこと　感じること

　ことごとく　否定　されること

　あぁ　きっと　わたしには　わからないから

　普通　って　なんだか　わたしには　難しい

　みんなが　みんなが

　思うこと　感じること

　共有すること　共感すること

　普通　普通な　こと

　それは　いったい　なんなの　だろう

　もう　なんにも　わからない　

　ただ　状況を　ただ　流れを

　読んで　いる　だけ　だから

　その　根本は　根幹は　知りはしない

　それでも　そう　なんだ

　それでも　ここで　

　この　世界の中で

　生きて　いかないと　いけない　から

　わからないまま　わからないまま

　ただ　なんとなく　擬態したまま

　あたかも　知っている　そぶりで

　わたしも　ここにいる　普通の人

　そんなこと　あるわけ　ないのに

　そんなこと　誰にも　思われない

　あぁ　もう　どうしたら　いいの

　もう　何もかも　わからない　や

　本当に　どうしたら　いい　のか

　普通　って　なんなのだろう

　普通　って　なんなのだろう

　それが　わからないから　こんなにも

　つらい　のだ　と

　普通でいたいわけでは　なくて

　普通がいいと思うわけでもなく

　ただ　それが　わからないから

　相手の気持ちがわからないから

　こんなにも　つらい　のだ　と
　
　つらい　ように　感じる　と

　そんなことを　思い

　どうしたら　いいのか　もう

　何も　わからない