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季節は巡るからこそ

 指に触れる 鈍い 液体のような

 空気がゆれ まとわりつく輪郭に

 象るものは 一体 何者であるか

 肌の傷つく 冷えも熱もない故に

 居心地よい 風は どこへ向かい

 新たな命を 祝福してくれるのか

 さわやかな 緑色 薄紅色の景色

 流れてゆく 花びらもせせらぎも

 愛しいほど 巡り 産声を上げる 

 あなたには 温もりが伝わるのか

 私の心には 声が 鼓動を奏でた

 この季節に 透き通る詩を捧げる

 

いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。