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予定外を楽しむ

 どうも、どこにでもいる24歳社会人です。
 11月8日の金曜日、起きた事をありのままに話すぜ。華金ってことで仕事終わりに会社のメンツで集まって、飲み会&卓球、ダーツ、etc…  大学生ぶりに終電ギリギリまで遊びました。こういう集まりって、結局行けば楽しいですよね。少なくとも私はそう感じております。笑
 終電で解散と思いきや、二次会行くぞとやたら元気有り余る同期から誘われ、先輩後輩含め、計5人で終電横目に二次会に行くことに。次の日予定は特になかったので、まあいいかと思う反面、普通に眠かったので少々腰も重かった私です。笑

 それから5人で朝まで2店舗ほどを飲み歩き、先輩方お二人は始発でご帰宅されました。残ったのは元気いっぱい同期と、眠気MAX後輩と、私。
 我々もお開きでしょうなと思っていた矢先、
「上野動物園に行くぞ!」と聞き覚えのある声。
そう、同期である。

 何を言ってるのか本当に理解できないまま、目についた日高屋に駆け込み、飲みたくも無い烏龍ハイが到着。もう味なんて感じないコンディションのまま、記憶にも残らない会話で時間を潰しました。本当に動物を見に行くのだろうか。でもどうやら後輩は何やら行く気の様子。歳も一つしか変わらないはずなのに、その元気はどこからくるのか。若いって素晴らしいな。

 多分、私の思考力もかなり落ちていたのでしょう。一周回って、"仕事の疲労"二日酔い"睡眠不足"最悪のコンディション三拍子揃った状態での動物園は楽しいのか気になってきている自分がいました。(この記事書いてる時点では、やはりなんで行ったのか理解できませんでした。笑)

 気絶しそうになりながら電車に揺られ、やっとこさ到着した上野動物園。気絶している同期を叩き起こして入園。自分でもどこにそんな元気が残っていたのか不思議なほどに興奮状態になりました。
 実家の目の前が動物園だったというのが理由になるのかわかりませんが、私は幼少期から動植物大好きっ子でして、いつになっても動物園を楽しんできた24年間でした。ただ今回ばかりは絶賛体調不良なままの入園。正直、楽しむのは無理だろうと思っていましたが、それも杞憂に終わりましたね。動物園最高です。

サイ

 上野駅に着いた瞬間から、「ねみ〜」とか嘆いていた同期には若干イライラな私でしたが、動物たちが可愛すぎて、小さな問題に過ぎませんでした。笑

パンダ団子とコーヒー☕️
(サル山キッチンにて)

 この歳、というほど歳を重ねたわけでもない、まだまだ青い私ですが、幼少の頃との動物たちに対する考え方が変わったなあと改めて感じました。昔は、大きいなだとか、かっこいいなだとか、ヘンテコな色や形だなとか…見たままをストレートに感じて、ワクワクしながら見ていた記憶です。
 ただ大人になって視点が変わったといいますか、特に彼らに対する“敬意“と言ったら大袈裟にも感じますけど、同じ生き物としての、目に見えないところも考えるようになってるなと。(なんかすごいこと考えるようになったみたいに言ってますけど、全然大したことないです、笑)

 具体的にいうと、生まれた頃から檻の中ですっていう子もいるんだろうなと思うと、その子は本当の、“らしさ“みたいなものを知ることなく檻の中で一生を過ごすのだろうなとか、彼らにとってこの檻もあって当たり前で、自信を縛る障害とすら感じていないのだろうなとか…
 そう言ったことを考えて、やはり人間はどこまでも利己的な生き物だなと感じたり。
だからといって、動物たちが可哀想だから動物園は廃止しろだとか、そんな過激なことは思ったり考えたりはしません。
 確かに動物たちも、生きづらいなと感じている種もいるかもしれません。人間が快適だろうと考えて檻の中を設計しても、動物たちがどう考えているかなんて知る由もないです。だからこそ、人間ができる限り、考えうる限りの良いアプローチをして、常に動物たちを気にかけているプロがいる。また、絶滅に瀕している種の保護の役割も兼ねている上、生物学の躍進にも一役買っている面もあるのだろうと思っています。何より、私もそうであったように、子供たちに対してもすごく良い刺激がそこらじゅうにある素敵な場所でもあります。動物園ってそんな場所なんじゃないかなと。

 人間がエゴイストな生き物であることは今に始まったことでは無いです。大事なのは、それを認識していることなんじゃないかなと私は思います。その上で、自分もそんな人間の一人なのだと理解することで、敬意というか、感謝というか、他の種への考え方が変わってくるんじゃないかなと思います。
 これは動物園に限った話でもなく、例えば食べることに対しても言えるんじゃないかなと。手を合わせて、いただきますと言ってごはんを食べる。私としては、日本の食文化で一番好きなところです。これも一つの敬意であり、感謝だと思ってます。

 すみません、話がかなり脱線しました。笑
要するにそんなようなことを改めて感じましたよってことです。この記事書いていて、1日寝てない人間が何を語ってんだとも思い始めましたので、話を戻します。

 今回私がお伝えしたかったのは、『予定してなかったことでも、それすら楽しむ余裕があれば、人生もっと長く感じられるんじゃないか』ってことです
 ジャネの法則か何かで、人間が一生のうちに過ごす実際の時間と体感時間はどうやら違うみたいです。小さい頃は、道を歩けば沢山の初めましてがありました。歳を重ねればそれだけ時間と経験値を積み、所謂“慣れ“が生じます。それによって、どんどん過ぎ時間が過ぎ去り、あっという間に動かなくなってしまいます。
 私は今回のことに限らず、これまでの予定外に起きた事象は、記憶に残ってることが多いなという印象です。それが良かれ悪かれ、記憶は自分だけの財産です。記憶、思い出が多ければ多いほど、困った時も寂しい時も、心丈夫にいられる気がしています。

 長くなったのでこの辺で。笑
というわけで私は、予定外なこと、Welcome!って感じでこれからも。😁
あ、少なくとも動物園だとかは、しっかり寝て準備して、元気な状態で行くことを強くオススメします!ではでは👋

追記:同期はダーツやら卓球やらで盛り上がったところまでの記憶しか残っておらず、二次会での会話の内容はおろか、動物園に行ったことすら覚えてなかった様子。信じられない。お酒はほどほどに…笑

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