実録・セルフケアの間違いと答え合わせ〜温泉V.S陰虚の体!治りにくいと思ったらココ!?
前回の NOTEの終わりで、今度は体のタイプ別のセルフケアを掲載する予定でしたが、全ての4つのタイプを一度にお伝えするのは膨大になりすぎましたので、4つのタイプを分け、症例をあげて説明を加えながら、タイプ別のセルフケアの向き、不向きをお伝えしていこうと思います。今回のタイプはセルフケアの選択ややり方、その量自体も一番難しいゾーンであるところから始めていきたいと思います。
●足が治らない?!のはなぜ?!
今回は、とあるアトピー患者様の例を出して、その中で起きてきた温め方の間違いと一体どのような温め方が向いているのか、お話しようと思います。
患者様の治療がスタートしたのは2019年6月。免疫がとても低くなっている状態からのスタートでした。手は甲羅のようにガビガビになり、冷えもひどく、足はカチカチと硬い皮膚で、まっすぐすら伸ばせないような状態でもありました。
治療を続けて1年半後、免疫数値も上昇。試行錯誤の中、症状の緩和がかなり見えてきていました。しかしそこから問題は再び起き始めました。
足の症状がよくならない!
足の症状が出てくるというのは、瞑眩や好転反応というものとして、一旦悪い症状が末端に流れて体外に出て行く過程に起こることが多いもの。しかし、その患者様の足の状態が一旦出始めてからというもの、一向によくならない、それどころか、悪化していっている?と思える状況になっていきました。
通常、に出てきた症状が瞑眩(好転反応)であったとするならば、一旦悪くなったように見えたとしても、症状の緩和がすぐ見られるのが普通ですが、何ヶ月経っても改善が見られない。その理由が一体何であったのか?そんなお話をさせていただきたいと思います。
●この症状はよくなってる??
写真をご覧ください。前回のノートで温め方は体によってやっていいこと、悪いことがあり、間違うと悪化を呼ぶということを書いた矢先の事件でした。
上から見ると、4枚目までは、ああ、悪いところからよくなってきた写真かな?と思う人も多いのではないかと思います。しかし、実際これは逆の時系列になります。
ふってある番号で言いますと、
5は2021年6月
4は2021年5月
3は2021年4月
2は2020年9月
1は2020年8月
のものになります。
つまり、1番上の写真は1番最近のものであり、むしろ症状が悪くなっている??という状態になります。
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