エッセイが苦手だった私を変えた一冊
私は幼い頃から本を読む事が大好きです。特に好きなジャンルはミステリー小説。グロテスクでラストにどんでん返しがあったりすると最高、なんて思いながら次に読む本を探しています。
ミステリー、恋愛、ファンタジー、SF、ビジネス、語学、ハウツー、比較的食わず嫌いせず読むけれど、何故かエッセイだけは苦手意識を持っていました。(例えば、その作家さんの書く文章は大好きなのに、小説は読めてエッセイは最初の1ページで何となく読むのを辞めてしまうのです・・・。)
これは本当にもったいなくて、読みたいのに読めない自分が嫌でした。
しかし大学生の頃に、森博嗣さんの「クリームシリーズ」という講談社文庫のエッセイシリーズを読んでから、まるで呪いが解けたかのように全てのエッセイ本が読めるようになりました。
現在クリームシリーズは8冊ほどで、年一回年末に発刊されています。タイトルは毎回韻を踏んだような言葉遊びのようなものになっています。
つぶやきのクリーム
つぼやきのテリーヌ
つぼねのカトリーヌ
ツンドラモンスーン
つぼみ茸ムース
つぶさにミルフィーユ
月夜のサラサーテ
つんつんブラザーズ
(どの表紙もとっても可愛くておしゃれです。表紙が好みって、本を買うときに地味に重要ですよね。)
講談社BOOK倶楽部紹介ページ↓
http://kodanshabunko.com/morihiroshi/Creamseries.html
書評もユニークで、漢字の「嗣」つながりでタレントの嗣永桃子さんが書いていたりして面白かったです。さっぱりとした文章が好きな人にオススメ。
今回は紹介だけになってしまいますが、好きな本について、文章がまとまったらまた投稿しようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
なるなり
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