発注物の制作フローをととのえるコツ
こんにちは!
なるぴー@企画系ミッドフィルダーです。
台風19号が近づいていますね。
皆さまどうぞお気をつけください。
窓に養生テープを貼ると、ガラスが割れたときに飛散しにくい、ということで貼ってみたのですが、
テープが足りませんでした… コンビニも品切れで無念。
さて、この記事をクリックされた方は、今日もカオスな現場生活を送られているかもしれません。
そんな現場が少しでも楽になるよう「発注におけるフロー整理のコツ」を考えてみましょう。
本日のテーマ
制作フローを整理するには
オススメの読者
カオスな現場ではたらく、ソシャゲ開発者
特に、制作物や発注まわりの担当者
カオス事例
発注計画が当初の予定を上回り、制作フローがカオスになってしまったパターン
これは運用年数が一定経過したプロダクトで起きやすい現象です。
というのも、昨年と同じ質と量を実施するだけではお客様を満足させることは難しくなります。
とある開発現場の黙示録
えらい人「ふむ。今期の進捗率は87%か。このままでは、今期の予算達成が危うい。よし、施策を半期でとりあえず50本追加だ!」
現場の人「ふえぇ… 無理ですぅ」
えらい人「工数足りないじゃわからないから、工数を出すンゴ」
現場の人「そもそも何をつくればいいのかわからないんですぅ」
課題解決をするには
以前の課題解決の記事でも触れたように、下記のステップで考えてみましょう。
「課題の認識を関係者へ共有」
「課題の原因を探る」
「課題の打ち手を考える」
です。
以前の記事
https://note.mu/narumasaki/n/n098075947437?magazine_key=m55f1a56c8f60
原因と打ち手
スケジュールがまずい状態になってしまった場合、おおよそ、下記のステップで解決まで持っていくことができます。
1. やることを可視化する(全体像のマイルストーンをつくる)
2. やることに必要となるものを洗い出す(タスクリストをつくる)
3. やることを実施するためのスケジュールをつくる(担当者、工数、開始&終了が明確なスケジュールをつくる)
4. その状態を維持するための体制を維持する(関係者を集めて、定例をもうける)
順番は上から行う必要があります。
というのも、発生源から退治する必要があるからです。
今回の事例の場合、
> 施策を半期でとりあえず50本追加
→ やることが可視化されていないという課題
> そもそも何をつくればいいのかわからないんですぅ
→ やることが可視化されていないので、必要となるものもわからないという課題
→ ボリュームも見積もれないので、担当者や工数も割り当てづらいという課題
で、複数の課題が絡み合っている状態です。
ちなみに、現場で起きがちな足元の「人員増加」はただの止血であって、「課題解決」とは言いません。
発生源にくさびを打ち込んでいきましょう。
まとめ
ではまとめです。
制作フローがカオスになってしまった場合にやるべきこと
1. やることを可視化する(全体像のマイルストーンをつくる)
2. やることに必要となるものを洗い出す(タスクリストをつくる)
3. やることを実施するためのスケジュールをつくる(担当者、工数、開始&終了が明確なスケジュールをつくる)
4. その状態を維持するための体制を維持する(関係者を集めて、定例をもうける)
それではよりよいソシャゲ開発ライフを...
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