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「速読」で鍛える脳の機能は?【ヤバすぎな能力開発!!】


脳にはどのような能力がある?

前回までの記事では「速読」の本質的な内容について解説していきました。

「速読」を身につける上で本質となることの1つ。

それが脳を鍛えること。

脳には様々な機能がありますね。

話したり、考えたり、行動したり。

生物の全てを司っているのが脳であり、コンピューターで言うところの基盤であると同時に、ハードディスク。

脳が無いと私たちは生活できない訳ですが、その脳を鍛えるとどのような機能を向上させることができるのでしょうか?

実は以前の記事でも簡単に触れていますが、今回は改めて解説させていただきます。

なお、能力については当然のことながら個人差があります。

全ての能力を同じように鍛えられるとの約束はできませんので、あしからず。

①情報処理能力

1つ目が「情報処理能力」です。

現代に生きる私たちは日常的に過剰なほどの情報量にさらされており、その量は年々増加中。

インターネットの隆盛、スマートフォンの普及、通信環境の改善・改良、バーチャル空間の拡充など。

世の中の構成要素が急激な速さでデジタル面にシフトしており、それに伴って情報量も爆発的に増えています。

私は会社員として勤務中ですが、1日休むだけでメールが少なくとも200〜300通は溜まる。

数ヶ月ほど前、瞑想合宿のために珍しく5連休をもらった時は1200通ほど溜まっていました。

出社した日も同じくらいの量が届き続けることになるため、届いているものを処理しつつ、その日に届くメールも確認していく必要がある。

そしてチャットでのやり取りも……。

脳を鍛えることによって、この大量の情報を処理する能力、つまり「情報処理能力」を鍛えることができるようになります。

私も1000通を超えるほどの大量メールがあると、「速読」を身につける前は取捨選択するだけで数日かかっていたかもしれません。

今では「速読」を身につけることができたおかげで、「いる、いらない」とサクサク処理できるようになりました。

この能力は明らかに上がったのを実感していますし、業務でも活かせています。

それと同時に、私が会社での評価を高めるきっかけになったのが「情報をまとめる力」です。

この力も情報処理能力の1種であると言えますが、多くの情報・状況などを整理してまとめ上げていく能力が高まったと感じています。

これがきっかけで、社内におけるプロジェクトやイベントを成功に導くことが度々ありました。

事業本部内でも稀有な能力を発揮する存在として認められるようになり、他の社員では対応できないような新たな仕事がドンドン舞い込んでくるような状態となっています。

その結果、30代半ばで社内でも昇進昇格を繰り返してくることができました。

情報を「処理する」「まとめ上げる」

いずれも「情報処理能力」のこと。

脳を鍛えることで、これら能力を向上させることができるのです。

②記憶力

2つ目が「記憶力」です。

短期記憶や長期記憶といった区別がされていますが、「記憶する」ということも立派な脳の機能です。

世の中には記憶術というものさえ存在するほどに、記憶することの重要性は注目されています。

これは個人差があるかもしれませんが、私は発揮できる時とできない時があり、まだまだ試行錯誤が必要かな、と感じています。

それでも、会社で何かの話をするときに、自分では当たり前のように話していることであっても、「なんでそんなことを覚えているの?」と言われることが多々あります。

それでいて、人の名前を覚えるのはなかなか難しい。

ただ、覚える時はサクッと覚えてしまうので、私自身もまだまだ鍛えられる余地はある。

不思議なことに、ただ新しい情報を「記憶する」だけではなく、脳の中から「記憶を引き出す」能力も鍛えられている。

私が会社で「なんでそんなことを覚えているの」と言われることは私が速読を習い始める前の出来事や情報であることが多い。

過去の記憶を引き出す能力、これも記憶力の1つ。

私は速読を習ってからも、国家資格を短期集中で勉強して1発合格できたものがあり(FP2級)、勉強にも役立っているのは間違いありません。

③発想力

3つ目が「発想力」です。

別称「ひらめき」。

これは私が仕事でいろいろと発揮できるようになった能力の1つでもあります。

アイディア、ひらめき、発想、イメージ。

「こうだったらいいな」「こんな風になったらいいな」など、夢想したり妄想したりすることはあるかもしれませんが、これらが何なのかと言ったらイメージ力。

何も無いところから、「こうしたら良いんじゃないか」という発想を頭の中から生み出していく。

これも脳の機能の1つです。

「あれを食べたい」「これを飲みたい」と思い浮かべるのも脳が働くことによって描くことができる。

「速読」のトレーニングをやることによって、私はこの機能が飛躍的に向上したのを実感しています。

まさに脳を鍛えることによって、脳の機能が向上した結果であると言えるでしょう。

④コミュニケーション能力

4つ目が「コミュニケーション能力」です。

人と会話をしたり、身振り手振りで他者と意思の疎通をしたりするコミュニケーション。

これも脳の機能の1つ。

他者と関わりたいと思えることも、この機能によって起こっていくこと。

意思の伝達をすることがコミュニケーションですが、言葉にするのも表情に出すのも脳の機能。

自らの思いに気づくのも脳ですし、その気づきを受け取ることができるのも脳の機能。

脳が鍛えられていないと、偏った考え方しかできないために、気づきを受け取りにくい。

他者とは言ってしまえば他人であり、自分自身とは似て非なる存在。

つまり、何かしらは違う。

その違いを理解し、受け取るのも脳。

他者を受け入れるには脳がそれだけの許容量を広げている必要があり、これは鍛えられることによって広がっていきます。

そうじゃないと、自分のことすらも認められない。

「あ、これでいいんだ」と、脳と鍛えることで自分自身のことを受け入れていけるようになる。

すると、他者も受け入れていけるようになる。

コミュニケーション能力が上がっていくことにも繋がります。

これが脳の機能の1つ。

⑤心の安定

5つ目が「心の安定」です。

4つ目のコミュニケーション能力とも繋がってくるかも知れませんが、脳が鍛えられることによって心の許容量が増していきます。

スペースが広がるので、自他ともに受容できるようになる。

それが脳の機能の1つ。

そして、受容するとは許容すること。

「あ、これでいいんだ」と受け入れること。

これ、簡単そうだけど、意外とできていない人は多い。

とても大切な気づきです。

日本人は基本的に真面目すぎるので、何事においても否定的に見てしまう人が結構な割合でいる。

「こうじゃないとダメだ」

「全然できていない」

「自分はダメだ」

このように感じること、感じていたことはありませんか?

私も以前はこのように抱くことが日常茶飯事で、むしろ考えない日は無かったとも言えます。

とても息苦しく、生きにくい。

これが許容できるようになってくると、「あっ、これでいいんだ」と自分自身を認めていけるようになる。

脳が鍛えられることによって、受け入れる余裕が出てくる。

「こうしなきゃダメ」と自らを縛っていた鎖が外れていくので、気持ちが楽になっていく。

すると、心が安定してくるのです。

脳を鍛えることによって、このような心の変化にも繋がっていきます。

私は「速読」を習い始める前は超絶ストレス体質で、病んでいた時期すらある。

それが気持ちが楽になってくるようになったので、仮に落ち込んだとしても、元に戻るのがとても速くなりました。

気持ちの面で、かなり生きやすくなってきたと感じています。

この点はこれまでに執筆している私の本でも書いているので、良かったら読んでみてくださいね。

脳が鍛えられて心が安定するなんて、なかなか気づきにくい点かもしれませんが、これも立派な脳の機能の1つなんですよ。

まとめ

速読レッスンで脳を鍛えると、どのような能力が鍛えられるのかを見てきました。

・情報処理能力
・記憶力
・発想力
・コミュニケーション能力
・心の安定

実に様々な能力があります。

そして、「速読」レッスンをしていくことによって、これらを鍛えることができるのです。

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