生後4ヶ月から論語素読をするお父さんの実録
新型コロナウィルスの影響で在宅ワークが増えて、育児に参加できる父親が増えているのではないでしょうか。私もそんな一人の新米パパです。
昨年から第一子が4ヶ月になって首が座りかけた頃から、一緒に「論語」の素読を始め、読み聞かせをするようになりました。
1週間に6日ほど。1日に第1章をすべて読みます。「論語」は全部で20章までありますので、1周するのに20日かかります。子供の体調と集中力もあるので、毎日ではなく、週に6日くらいのペースです。1章を読む時間は、6分から10分くらいでしょうか。抱っこしながら散歩するとあっという間です。
今日で136日目、もう少しで7周目が終わります。これからも続けていきたいと思いますが、5ヶ月間続けた感想を読者の方にシェアしたいと思います。
「素読」とは、声に出して読むことです。意味がわからなくても繰り返し読んでいるうちに、自然と意味が感覚的にわかってくると言います。
江戸時代の教育は、論語など、昔の偉い人、人の生きる道や世の中の原理原則を明らかにした古典を素読をしながら、人間教育をしたそうです。
もちろん、乳児ですので、意味はもちろん、言葉もわからないですが、なぜこんなことをしようとしているのかというと・・・
良い言葉を染み込ませる。心に刻みたい、骨身に染みさせたい。
「論語」などの人生の指針となる本と一生付き合っていくご縁を作ってあげたい。
大きくなった時に、良い言葉が自然に出てくるようにしてあげたい。元気で素直、健全な心身に恵まれるように願ってやっております。
さてここで大事なことは、子供に上から目線で、人の道を教育しようなどとは思わないことです。父が学んでいる姿を見せているだけです。
子供からすると「父ちゃんは真剣に何かを読んでいるぞ。この本は何か大切なものに違いない」・・・
膝の上、抱っこしながら、父の温もりを感じています。
5ヶ月経った今では、論語を大切なものになって、いつも興味津々、見つけると近づいて触り、舐め、かじってしまいます。
さて、一応、我が子にどんな影響があるのか、主観的ですが効果を書きたいと思います。
・あまり夜泣きしない
・母親だけじゃなく、父親にもかなり懐いてくれる
・父と一緒に発声しようとしている
・なんとなく素直
・元気に成長中
東洋哲学では、元気が一番大事。すべての大元。
「骨力」が一番大事だと言います。
小さいうちの素読は、子供の骨に振動を与えて、元気の源に刺激を与えると思ってます。
私は20代まで、病弱でいざというとき頑張れなかった。
気力も集中力もなかった。
息子には頑張れる元気が身に付きますように・・・
最後に、さらにいうと妻からの信頼もアップしますね。