南房総への移住の日々暮らし

はじめましてゲストハウス千倉のおへそのなるみです。 2021年12月に世田谷から南房総…

南房総への移住の日々暮らし

はじめましてゲストハウス千倉のおへそのなるみです。 2021年12月に世田谷から南房総市千倉町に移住してきました。 移住や、南房総の暮らしのこと ゲストハウスから、古民家再生のこと パートナー徹也さんのことや縄文柴の血をひく犬の鯛介のことや、猫のさんちゃんとの日常

最近の記事

野良猫と飼い猫とねずみとキャットフード

 背中の向こうのキッチンには、猫がごはんを食べている音がする。 4匹いるうちの、どの子が食べているのか、この食べっぷりはオス猫のたらちゃんだろうと想像しながらも、私は振り向いて確認することをせず、スマホをのぞきこみ年末のご挨拶のメールを打っていた。 打ち終えたメールを読み直しているとスマホから電話の音。 「今日のお客さんが来たからこれから戻るね。」 ゲストハウスでお客様を迎えてくれている徹也さんからの電話だ。 「ありがとう。そしたらごはん焚いておくね。えっと食材はあるか

    • 布団をいただきに

      今日は、千倉から車で30分の岩井海岸へやってきた。 ひと月前に、山のおへそのご近所に住む明るいマダム大山さんから、親戚の営んでいる民宿で、まだまだ使える布団が不要になったという連絡をいただき、岩井にある大山さんの親戚が営まれている民宿ぬまたさんへ向かった。 岩井海岸からすぐそばにある民宿ぬまたさんは看板がなく、まるで千倉のおへそとおんなじだが、一歩敷地にはいると広い庭先を囲むように大人数が宿泊できる合宿用の宿泊施設だった。 「ほら今の子って背が高いでしょ うちの布団だと

      • 千倉のおへそ2周年になりました。

        ゲストハウス千倉のおへそ 2023.12.18 2周年記念 スナックおへそ にお越しくださりありがとうございました。 2年前の10月下旬に初めて千倉のおへそを見学に来た。 釣り人旅館で、 旅館を営まれていたご夫婦が他界されその後10年間空き家になっていました。 私は、その場所がすぐに気に入ったけど千倉という町を知らなすぎて、その日はそのまま東京に戻った。 翌日、毎週のラジオの収録に、おへそカフェへ徹也さんが来た時に その空き家の話しをしながら千倉という町の知ってる限

        • 梅雨の季節の変化

          こんにちは。 南房総千倉町で「ゲストハウス千倉のおへそ」を営み始めて1年半の 新米女将のなるみです。 つれあいの徹也さん、犬の鯛介、猫のさんちゃん、そして最近はさんちゃんの産んだ子猫たち6匹とともに暮らしています。 南房総へ来て、2度目のこの梅雨の季節がきました。 東京にいる頃は梅雨は、好きになれないビニール傘を違和感がありながら も使って、失くして、また買って・・・というなんだかうきうきしない梅雨の季節を過ごしていたなあ。 体はべっとりして、ゴキブリを見かける頻度が高

        野良猫と飼い猫とねずみとキャットフード

          田んぼはステージだった

          みなみ房総の館山の山のふもとの古民家を借りて、山のおへそを名付け、日々開拓している今日この頃。 この辺の地域は、同じ苗字の家が多いので古くからある家にはそれぞれ屋号がついている。 私達が借りた家には背知原(せちわら)という屋号が付いている。 私達はそこを山のおへそと呼ぶことに決めて 最近では千倉のおへそは、おへそと呼び 山のおへそのことはヤマヘソと呼ぶようになってきた。 そのヤマヘソは家の敷地に入るところで 急な登り坂になる。 そこをぐっと登ると庭と民家と納屋そして 少

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          南房総へ移住のきかっけ その1

          南房総へ移住したきっかけはいくつかあるけれど、まずひとつには 南房総市の白浜にある、ゲストハウス「みどりのいえ」のきぬちゃんの存在は大きい。 私は、長らく旅をしていなかった3年前、家と職場のカフェを自転車で5分を行ったり来たりする毎日だった。 私の暮らす、京王線千歳烏山駅は雑多に商店街が並び、駅周辺である程度の物はそろえることができたし、かといって都会の押しつぶされそうな威圧感からも遠く、畑も残っていて穏やかな場所だった。 それでも、人は時々全く知らない場所へ行く必要が

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          ノート始めます。

          はじめましてゲストハウス千倉のおへそのなるみです。 ゲストハウスをやることはずっと憧れであったのだけど 2020年12月に思いきって東京から南房総へ移住してきました。 この1年のできごとを書き綴りながら 今日のまた1日を綴っていこうと思います。 長いお付き合いができたらうれしいです。

          #1 やすべえさんちの稲刈り

          こんばんは。なるみです。 今日は、南房総市沓見にある、やすべえさんの稲刈りに行ってきました。 やすべえさんはこの山の一番最初のご先祖様で13代前だと聞いたから300年くらい前になるのかしら 12代目にあたるのが、40代のまささんで、まささんがこの土地に生命力を与えて再び開拓して、友人であるジャンベ奏者の奈良さんが現在は、5反の田んぼを管理しているなんて本当にすごい! 5反っていうのは東京ドームより少し大きいくらい そのサイズをすべて、手植えしていて、もちろん稲刈りもすべ

          #1 やすべえさんちの稲刈り