君は綺麗になった　～こんにゃくゼリーの君～

　田舎っぽくて、疎 ましく軽んじていた幼馴染の女の子が
急に綺麗になったりしたらドキドキしませんか、皆さん。

なぜか急に男性目線になっている私です。

　先日、我群馬県の名産こんにゃくが美しく美味しい料理になっていて
深層心理にあった郷土愛がくすぐられたお話を書きました。　

　

　そんな最中、再び美しいこんにゃくを見つけてしまいました。

「菓匠　迦葉」のてんぐの玉手箱です。漢字の字面だと分かり
にくいですが「かしょう　かしょう」ｗｗｗ

”迦葉”といえば、沼田市の天狗信仰のお寺がある迦葉山です。
それで、てんぐの玉手箱なんですね。

　それはさておき。可愛らしい箱に入った可愛らしい見た目の
こちらは、こんにゃくゼリーです。

昔懐かしい駄菓子屋さんの風船入り羊羹を思わせます。

付属のようじでぷちっといきます。

可愛らしい見た目で、映えを狙った商品ですが、ものすごく
真面目に丁寧に作られたこんにゃくゼリーです。

群馬県特産のこんにゃく芋と玉原高原の湧き水で丁寧に
手練りして作られています。

いずれも群馬県の特産フルーツが使われ、みかん、ブルーベリー、
りんご、苺の４種類。

実は群馬はみかんもりんごも採れる珍しく、恵まれた県なのです。

一般のこんにゃくゼリーよりも柔らかくて、”ぷてんぷてん”と、なんとも
いえない独自の食感。

果物そのもののような香りと酸味で、混じりっ気のない清らかな味です。

味も食感も他とは一線を画す、とても美味しいこんにゃくゼリーです。

　急に綺麗になりすぎて、あまり遠くに行かないでね。僕を忘れないでね。
皆のものにならないでね。と、ヤキモキ心配になるくらい君は綺麗に
素敵になったのね。

　なんて、５０代女性を少女漫画の男の子みたいな気分にさせる
胸キュンな上州スイーツなのです。

#おいしいお店