グラフィックノベルで論理哲学を学ぶ、魂胆。
『ロジ・コミックス~ラッセルをめぐる論理哲学入門』哲学者で数学者、論理学者でもあるバートランド・ラッセルが主人公のコミック。
手っ取り早くラッセルの一端でもと思ったのだが...こういうのをグラフィックノベルと言うらしい。
とにかく画が美しい。画面構成が面白い。弟子のウィトゲンシュタインとの愛憎、相克。あのポアンカレも出てくる。”ラッセルのパラドックス”、解ったような気になる。哲学者、数学者たちは、自分が求めているものが、いつか手に入ると信じているのだろうか?